明確な意思表示をすることも婚活をスムーズにすすめるポイント

たくさんの人に会うのにどうしてもうまくいかない人がいます。それは自分の意思をキチンとつたえることができないからかもしれません。

ここではちょっとのがんばりで婚活を成功することができる、意思の伝え方を考えてみたいと思います。

たくさんの人に会うのにうまくいかないのには理由がある

結婚相談所では、毎月新しい人を紹介してもらいます。その中に気になる人がいると実際に会ってみて、結婚相手候補としてお付き合いをするかどうかを判断します。

「あれがイヤ」「ここがちょっと」と誰とも会わない人が婚活をうまく進められないのは当然なのですが、中にはそれなりにたくさんの人に会っているのにうまくいかない人がいます。そういた人の傾向を紹介します。

やさしい、楽しいなどの判断基準は人によって違う

婚活アドバイザーはパートナーの条件を聞き、それに近い人を紹介します。

最初から理想の人に出会える人もいますが、はじめのうちはあまり理想通りでないことがほとんどです。

その理由は、条件の中に「優しい人」「一緒にいて楽しい人」「誠実な人」などの抽象的なものが含まれるからです。

過去にあった例です。

「親思いの人」という条件を上げた女性がいました。

「嫁ぐと姓が変わってしまい親にさみしい思いをさせてしまう。だからこそ親を大切にできる人」という思いが背景にありました。

そこで私はアピールポイントに「親思い」を挙げている男性を紹介しました。

たしかに男性は親思い。女性の親も自分の親と同じように大切にしたいとの思いは強いのですが、そのために「年に1度は両家で旅行」「毎週末はどちらかの実家に行く」と決めていました。

女性は年に数回帰省できればよく、週末は2人でどこかに出かけたりもしたいため、毎週実家にというのは負担だと考え、お断りしました。

こういったズレは実際に会って話してみないとわからない部分。

この女性の条件は、「親思い」から「年に数回、一緒に帰省してくれること」という条件に変わりました。

乗り気ではないのに、何となくお付き合いするのは時間のムダ

実はこの女性。この男性との交際を断るのに時間を要しました。

私はアドバイザーとして、お見合いの後はもちろん、その後もタイミングを見計らって連絡をしていたのですが、毎回返答は「まぁまぁうまくいっているような気がします」というものでした。

私としてはそれなりにうまくいっているものと思い、「何でも気軽に相談してくださいね」と伝え、特に口出しはしませんでした。

男性側にも担当アドバイザー経由で確認をしていましたが、「順調に行っている」との返答。ゴールインできればいいなと思っていました。

2ヵ月ほどして、男性側のアドバイザーから連絡があり、「確認したいことがある」とのこと。内容は「最初はうまくいっていたように感じていたが、最近になってあまり乗り気のように感じられないので確認してもらいたい」との内容でした。

そこで女性に会い意思を確認してみたのですが、どっちつかずの返答ばかり。時間をかけて話をしたところ、「初回に会った時に親の話になり、感覚が違うので難しいかもと思った」と打ち明けてくれました。

お見合いの時点で感覚の違いを感じていたのに、それ以降も会っていた理由は「相手の人が熱心に誘ってくれるので何となく会っていた」ということ。

遠慮して断れなかったというわけでもないようで、ただ流されてしまったというのが理由のようでした。

この場合、最初の段階であわないことがわかっていれば、すぐに断りを入れ、新たな人を紹介することもできていたのですが、2ヵ月という時間をムダにしてしまったことになります。

思ったことを伝えるのが難しい人も少なくありませんが、それは思わぬ遠回りをしてしまうことになるので、思ったことはできるだけ早い段階で伝えるようにするほうがいいでしょう。

好きになる理由を見つけるのが婚活

「この人は条件に合わなかった」という際には、「どこが?」ということを具体的に伝えることも大切です。

「なんとなく」「なんだか微妙に何かが」という方も少なくないのですが、それでは次にどういった方を紹介するのがいいのかが分かりません。

「好きになるのに理由はいらない」という人もいますが、婚活ではあえてそこに理由を見つけることで、運命の人に出会うタイミングを早めることができます。

想いは早く伝えること。言いだせないでいると逃げられることも

また少しズルいと思う人もいるかもしれませんが、真剣交際の前に軽い交際期間を設けている結婚相談所もあります。真剣交際になると異性の紹介はストップするけれども、軽い交際期間は要望があれば異性を紹介するというものです。

分かりやすく言い換えると、軽い交際期間は相手を知るための期間という位置づけで、「友達以上恋人未満な間柄」というイメージです。

中にはこの軽い交際期間になっている異性が複数になってしまう人がいます。「どの人がいいんだろう?」と迷いつつ、実は一番お気に入りの人がいるのに、言いだせないままズルズルと時間が過ぎるというケースです。

軽い交際期間は、真剣交際ではないのでいつでも気軽にお断りできてしまいます。

相手にしてみれば、いつまでも微妙な関係性でいるよりも、強くプッシュしてくれる人の方がいいと考える人も多くいます。

本当は真剣交際になりたかったのに、言いだせないまま他の人にとられてしまったというのはあまりに悲しいこと。

自分で言いだしにくいときは、アドバイザーに相談し、ぜひ早めに気持ちを伝えるようにしてください。