「理想は高く妥協はしない」そんな柔軟性のなさが婚期を逃させる

結婚相談所に来る方の中には、理想通りの人に出会い、長年思い描いてきた通りの恋愛をし、ドラマのようなプロポーズを受けなければ不幸になると思っている人がいます。

というか、たくさんいるんです。ここではそんなイタい方たちの例を紹介します。

白馬の王子様伝説を信じるのは女性だけじゃない現実

「いつか白馬に乗った王子さまが私の前に現れる」

私だって10代の頃はそれを信じていました。でも大人になるにつれ、それってただの妄想で、理想と現実には多かれ少なかれ、ギャップがあるものだと悟りました。

 

でも婚活アドバイザーになって驚いたことに、白馬の王子様を待っている30代、40代の女性がたくさんいました

もちろんその表現方法が、「赤い糸で結ばれた人」だったり、「会った瞬間にビビビッと感じる人」だったりするのですが・・・。

そしてさらに驚いたことに、白馬に乗った王子様の存在を信じている人は男性にも多いんです。

つまり「自分は白馬に乗った王子様で、それを待ってくれている女性がどこかにいるに違いない」と思っているということ。

実際に「私がキスをすることで目覚めるプリンセスがこの世に存在するはずだ」と言われた時には、言葉が出ませんでした。

ではこういった方が、恋愛経験がない人かというと、意外にそうでもないのが驚くところです。逆にかなりの異性とお付き合いをしたけれど、「どの人も王子様(お姫様)ではなかった」と思っている人もいるのです。

理想が高く、妥協をしらない王子様妄想

こういった方に共通しているのが、理想が高いこと。さらに妥協をしません。

つまり考えに柔軟性がないのです。そのため白馬の王子様に会えなかったり、白馬の王子様になれなかったのが、自分の理想の高さにあるとは考えません。

いくつか例を紹介しましょう。王子様妄想に陥っている方々が実際に言った言葉です。

 

38歳女性「年齢はゆずっても30代いっぱいまで。理由は昔から、そうと決めてきたから」

「あなた自身は、いくつで結婚すると思ってましたか?」と聞くと「26歳まで」との回答。

「じゃぁ、その年齢をかなり超えてしまっているので、お相手の年齢も上げましょう」

と言ってもなかなか納得してもらえませんでした。

40歳男性「倹約家で派手ではないけれど、実は資産家の一人娘!みたいな女性」

この条件にあう女性はいるんです。でも年齢は40歳以上。

年齢指定もなかったので紹介したところ、怒られました。

「常識がないのか!」と。どっちがですか?と思わず言うところでした。

32歳女性「私をお姫様のように扱ってくれるけど、決して女性経験が豊富ではなく、外車を乗りこなしているような人」

結婚自体が妄想になっているようで、出てくる条件はイメージばかり。

まずは現実を見るように伝えたのですが、いつまでも夢の中にいらっしゃいました。

35歳男性「実は過去にどこかで会っていたのに、お互い気づいていなかった!みたいな運命的なことがある人」

・・・探偵に頼んでください。

「ここには王子様はいなかった」と言い残して辞めていく

こういった理想や妄想を思い描くこと自体は構いません。

ただ、現実をしっかり見て、さらには自分のこともしっかり見て、条件を柔軟にしなければ結婚相手には出会えません。

でも多くの人は、どんな人を紹介しても多くの場合は、実際に会うことすらありません。

「ここが条件とあってない」

「容姿が好みじゃない」

「何だか冷たそう」

と何かと理由をつけて門前払いを繰り返します。

悲しいことに最後には、白馬の王子様妄想を抱いたまま、結婚相談所を退会することになります。そして言うのです。「ここには私の王子様はいなかったようです」と。

王子様、お姫様と結ばれる唯一の方法はコレ

何度も書いてきていますが、結婚は双方に選ぶ権利があります。

つまりあなたも相手に選んでもらわなければいけないわけです。果たしてあなたは王子様に選ばれるお姫様でしょうか?

もしくは、プリンセスが待ち望んでいる王子様でしょうか?

鏡の前に座って、冷静に考え直してみるといいかもしれません。

 

そして考え方を変えてください。

理想の条件から妥協してしまった状態で選んだパートナーを、自分の手で王子様やプリンセスにすればいいのです。

王子様が白馬ではなくロバに乗っているなら、あなたの手で白馬の似合う男性にすればいい。

王子様気分のあなたを待っていたのが魔法で変身する前のシンデレラなら、あなたがガラスのクツをはかしてあげればいいのです。

 

幸せな結婚をしている人でも、最初からそのパートナーが理想通りだった人は意外に少ないものです。

ビビビッと運命を感じた相手と結ばれた場合でも結婚してから「勘違いだった!」と思っている人も少なくありません。

こう考えると理想の条件は、何を差し置いても優先しなければいけないものではないことが分かるはずです。

判断基準や考え方に柔軟性を持つだけで、これまで見えなかった異性のよさが見えてくることもあります。まずはその点に関して冷静に判断してみてはいかがでしょうか?