職業、年収、出身校、サポート体制…。個性がウリの結婚相談所

結婚相談所の中には、特別な条件に特化した限定型の結婚相談所があります。

誰でも入会できるわけでないものの、目的意識やニーズにあわせた特殊な活動サポートもあり、高い成婚率をキープしているところがたくさんあります。

 

いろいろある入会者の限定方法

一般的な結婚相談所でも、入会するのにある程度の年収制限を設けているところがあります。

でもここで紹介したいのは、もっと条件の厳しいところです。年収で言えば1000万円以上とか、パイロット限定、医者限定のように職業を特定しているところもあります。有名大学の中には、その卒業生だけが入れる結婚相談所を卒業生が作っていることころもあります。

他にも、一般的な結婚相談所ではありえないほどの手厚いサポートをしてくれるところや、外国人限定というところもあります。

これらは、男女ともに条件を設けているところと、男性だけ(あるいは女性だけ)に条件が設定されているケースがあります。

例えば「医者限定」という条件は、男性入会者だけの希望というところもあり、女性は「医者と結婚したい人」なら誰でも入会可能といった感じです。別のところでは、男性は医者限定、女性は看護師限定というところもあります。

 

業界の抱える特徴を事前に話すからミスマッチが少ない

こうした限定型の結婚相談所が誕生し、長く活況なのには、それぞれの職業の抱える独特の事情があることが理由に挙げられます。

例えばパイロット限定の場合、「パイロットの奥さんになりたい!」という女性はいると思うのですが、多くはイメージだけが先行しています。「何だかかっこいい!」というような感じです。

でも実際には、勤務時間がまちまちな上に、国際線のパイロットの場合、家を空けることがしょっちゅうとなります。お給料はいいものの、定年が早く、その後のライフプランが不明瞭なケースもあります。

また現役時代は、翌日にフライトがあればお酒を飲むことができないなどのルールも厳しく、私生活にも影響がでます。つまりイメージだけで結婚することは得策だとは言えないのです。

特化型の結婚相談所では、女性会員が入会の際に、これらのメリットやデメリットをしっかりと説明されることになります。さらに入会が決まれば、相手の条件で航空会社の指定ができたり、国際線・国内線を選ぶことができたりします。

こうすることでミスマッチが減るために、成婚率は高くキープされているのです。

 

悩みを共有できる相手を探せる

男女ともに職業を限定するケースもあります。例えば「学校の先生限定」というところがあります。

学校の先生は特殊な仕事のひとつであり、独特の悩みを抱える傾向があります。

それは同業者には理解されても、そうでない人にはなかなかわかってもらえないケースもあります。こうなるとストレスがたまってしまうので、最初から同業者を選択できるケースがあるわけです。

この場合、小・中・高の指定ができたり、教科の指定、時には公立・私立を選択できたりもします。通常の結婚相談所では、「先生」を選択できても、その詳細までは指定できないことがほとんどです。同じような仕事に就く人を探しあい場合には、こういた特化型の結婚相談所が最良の選択となります。

自衛官も、OBを含め男女ともに指定するところがあります。

 

条件にあっていても十分に考えてから入会すべき

では、こういった限定された結婚相談所に入会資格がある場合、こちらに入会した方がいいのかというと、必ずしもそうとは言い切れません。

まず、双方に条件がもうけられている場合、必然的に同業者以外のパートナーを望んでもムリになります。同業者を望むかどうかは、それぞれの好みになりますが、悩みを理解してもらったり、情報を共有できる分、内情を知っているだけに甘えを許してもらえなかったり、比較されたりするケースもあります。この点は、十分に考えたい点です。

また男性だけに職業限定がある場合、女性は同じ職業の中にも、勤務会社による待遇の違いやレベルがあることを知ることになるので、その分、判断基準が厳しくなる傾向があります。

「Aさんは1千万円の収入があるのに、Bさんは500万円。同じ職業なのにね」等と言われたのでは、たまったものではありません。条件がよくない人は、一般的な結婚相談所の方がいいと思います。

条件がそろっている人はいいのですが、あまり自信がない人は入会を避けた方がいいかもしれません。