男性の淡き期待と妄想集 男性はロマンチストで妄想の世界に入りがち

男性はロマンチストだと言われます。

婚活アドバイザーをしていると、それは間違いないと確信します。

今回はそんな男性たちの甘くて切ないエピソードをご紹介。夢を見すぎて、現実から乖離してしまっている人たちのお話です。

 

男性はロマンチストで妄想の世界に入りがち

婚活アドバイザーは、男性も女性も担当をもちます。男性の中には、「男の婚活アドバイザーしかイヤだ」という人もいるのですが、アドバイザーとして働く人は圧倒的に女性が多いため、男女の区別をせずに担当を振り分けるのが一般的になっています。

そのため、フラれた時や恋愛がうまくいかなかった時、順調な時など、さまざまなシーンでの男女の捉え方や感じ方の違いを目の当たりにします。

結論から言えば、男性の中にはロマンチストが多く、時には現実が正しく見えておらず、妄想の世界にどっぷりと浸ってしまう人がたくさんいます。

 

婚活パーティでは、照れて告白できない女性が多いにちがいない

婚活パーティを中心に活動している男性の中に、「婚活パーティでは照れて、本当に好きな人に告白できない女性がいると思うんです」と訴えてきた人がいました。

彼の言い分では、短い時間で運命を感じる相手に会ってしまうと、その衝撃でパニックになってしまう。そしてフラれるのが怖くて、その人に告白ができない女性が多いのではないかと危惧しているのです。

婚活パーティの告白は、紙に気に入った人の番号を書くというスタイルが多く、それを見るのは司会者のみ。そしてカップル成立の人だけが発表になるので、「告白してフラれる」ということを恐れる心配はないのですが…。

しかもそんな短い時間に、本気で好きになるとは考えにくい。

あまりに食い下がるので、「どんな風にすればいいと思いますか?」と聞いてみました。

すると、「同じメンバーで何度か婚活パーティをしてみるのはどうでしょう」とのこと。

気に入る人がいないパーティに、何度も参加する奇特な人はいないと思うのですが、彼は今でも同じ提案を繰り返しています。

 

特定の人に絞ることで、何人かの女性を苦しめてしまう自分がツラい

これは30代中盤の男性の話です。彼は恋愛経験が1度しかなく、告白した経験もない人でした。

結婚相談所で活動するようになり、「軽い交際状態」として登録される、知り合い以上恋人未満の人が複数できました。

ある時、結婚したいと思う人が現れ、交際も順調なので、その人と真剣交際になりたいということで、快諾。

ところが、神妙な顔で言うのです。「みんな僕のことが好きなのに、彼女たちをふってしまって大丈夫でしょうか?」と。

もちろん中にはショックを受ける人もいるでしょうが、あまり気にしなくていいと言ったのですが、「彼女たちは僕との将来を夢見ているはず」言って譲りません。

挙句の果てに、「一夫多妻制なら彼女たちを苦しめなくて済むのに」とまで言い出します。

「大丈夫です。あなたはそんなにモテません」。

思わず言ってしまいそうになりました。

お見合いの日にホテルに誘ってほしそうにしていたら、気付かないふりをしていいですか?

妄想による余計な心配をする人が多いのも、男性に多くみられる傾向です。

「お見合い当日に意気投合し、女性からホテルに誘われたり、誘ってほしそうにしていても、気付かないふりをしていいでしょうか?そんなに簡単にカラダの関係になってはいけないと思うんです」

こんなことを真剣に問う男性が何人かいました。

結婚相談所のお見合いで、「お持ち帰り」は聞いたことがありませんし、それを望む女性もいないと思います。そしてもうひとつ。

今まで恋愛経験がない男性が、「女性がホテルに誘ってほしそうにしている」ということには気づきません。

余計な心配をする前に、とにかくたくさんの人と会ってほしいのですが、「ちゃんと断れるかなぁ」と不安が暴走してしまうようです。

 

データと結婚してしまう

結婚相談所では、毎月マッチングをして、男女に「この人はどうでしょうか?」と紹介します。

これで双方が「会ってみます」となると、お見合いとなるのですが、紹介の時に見せるデータをもとに、結婚生活をシュミレーションしてしまう男性がいました。

しかもデータにない部分まで綿密に考えられていて、ただの妄想になっているのです。

「きっと○○さんはオフの日に、映画鑑賞や美術館周りをしたいと思うのですが、私はアクティブなことが好きなので、お互いの趣味を交互にやろうって決めるんですけど、映画は公開期間が決まっているので、どうしても○○さんの要望が優先してしまって…」と、彼の妄想を永遠に聞かされます。

ポイントは、○○さんがファーストネームであること。

そして、「お見合いをします!」と毎回、OKの回答を出すことです。でも女性側からNOと言われることもあります。

その度に彼は、妄想で作った夢の結婚生活が崩れさるショックを味わい、打ちひしがれ、でもまた妄想をするということを繰り返します。

「ご苦労様!」としか言えません。