後悔先に立たず!あなたはそれでもナシ婚を選択しますか?

一生に一度の大イベントである「結婚」。

結婚が決まったら、結婚式場を決めるという流れが自然の流れです。ですが、結婚式をしないカップルが今かなり増えてきているということを皆さんはご存知ですか?

結婚式をするかしないかの選択は、もちろん個人の自由です。しかし結婚式をしないと決める人たちの多くは、結婚式のことをきちんと理解しないままに、「なんとなくお金かかりそうだしやめておこう」という漠然とした理由で結婚式をしない、つまり「ナシ婚」を選択しているのです。

今回は、ナシ婚が増えている理由、そしてナシ婚を選択しようとしているカップル様に向けて、元ウエディングプランナーの私から、結婚式の意味といろんな形の結婚式についてお話していきたいと思います。

結婚式をしない=「ナシ婚」を選択するカップルってどのくらいいるの?

まず、今回のテーマ「ナシ婚」ですが、皆さんは世の中の結婚するカップルの内どのくらいの人たちが結婚式を挙げているかご存知ですか?

実は意外にも、約半数のカップルが結婚式をしていないのです。

皆さんの周りにも結婚しているけれど、結婚式は挙げていないカップルが結構いるのではないでしょうか。今では全く珍しいことでも何でもありません。

 

ということは、10組のカップルが結婚を決めても、実際に結婚式を行う人たちはたったの5組ということになります。

これってとっても衝撃じゃないですか?結婚式をしない「ナシ婚」層はこんなにも増えてしまっているのです。この理由についてもう少し掘り下げていきましょう。

 

ナシ婚を選択する理由ベスト3

 

ナシ婚を選択するカップルが、どういう理由でその決断に至ったのかを調べていくと主に下記の3つの理由が挙げられます。

もちろん、他にもいろいろあるかもしれませんが、ほとんどの場合が下記のどれかに当てはまりますので、ここはしっかり見ていきましょうね。

 

お金がかかるから

やっぱりこれです。「結婚式をするお金がないから結婚式を諦める」と言うケースです。つまりこれらのカップルたちは、結婚式に興味はあったけれど、そこまでの経済的余裕がなくて結婚式をやむなく諦めたということです。

 

金銭的に余裕があれば、結婚式をしたかったということになるので、「希望とは裏腹に、ナシ婚を選んだ」ということですね。

 

大掛かりなセレモニーなのが気恥ずかしいから

続いて、ナシ婚を選択するカップルの理由として、「そんなに大々的に大掛かりなセレモニーで祝う必要がないと思ったから」というものがあります。

結構年齢層の高いカップルに多いのですが、結婚式自体にあまり興味がなく、むしろ大掛かりなセレモニー式なことが自分たちにとってプレッシャーになってしまうように感じるというカップルは意外に多いものです。友人や親戚たち大勢の前で、愛を誓い合うという結婚式の流れに抵抗を感じるカップルは、結婚式はしなくていいという結論に至りやすいものです。

 

他にやりたいことがあるから

経済的な理由で結婚式を諦めたという一番目の理由にも似ているのですが、「結婚式よりも優先したいものがある」というのがこの3つ目の理由です。

つまり、結婚式もいいけれど、それよりなにより〇〇を優先させたい!と思うカップルは、案外簡単に「結婚式しなくていいや」という結論に至りがちです。

 

結婚式をしない代わりに、これをやりたい!

 

それでは、結婚式をしない「ナシ婚」を選択したカップルが、結婚式よりも優先してやりたいと思うもの、お金をかけたいと思うものを2点あげてみたいと思います。どちらも結婚式と似た要素を持っていますし、やり方によっては結婚式と同時にすることが出来るというものです。

 

豪華なハネムーン

一番多いのではないでしょうか、結婚式よりハネムーンを優先させたいから結婚式はしなくていいという考え方です。これらのカップルたちは、ハネムーンに100万円位の予算を見ていることが多く、それはそれは一生に一度であるかのようなこだわりを持ってハネムーンを計画します。

ヨーロッパや、ハワイが人気ですが、中にはモルジブやボラボラ島などのビーチリゾートを希望するカップルも多く、旅費だけでも莫大な金額がかかってくることが多いです。100万円ほどの予算で新婚旅行を計画するカップルは、結婚式に何百万円も出せないと考えるのでしょうね。

 

逆に、結婚式をしない代わりにハネムーンをとびっきり充実させたい!と思う考え方は理解できます。結婚式をしない分、多めの予算をハネムーンにかけることが出来る、というわけです。

 

フォトウエディング

結婚式はあきらめたけれど、何にもしないのは寂しい・・・というカップルに人気なのが「ドレスとタキシードを着て、写真だけきちんと残す」というやり方です。

結婚式を挙げる目的を「いい写真を残したい」とする人もいます。確かに、結婚式において写真や映像といった「何年経っても見返すことが出来る」アイテムは非常に重要です、そしてこの部分にたくさんの費用をかけるカップルも多いです。

結婚式をしなくても、フォトウエディングという形できちんと「ウエディングドレスを着た」写真を残すという方法は実はかなり多くのカップルに選ばれています。

 

フォトウエディングの良いところは、ハネムーンに組み込むことも出来るという点ですね。ハネムーン先の夢の地で、おふたりの一生の思い出を残すことが出来るチャンスです。ほとんどの場合ハネムーンは旅行会社を通して手配していることが多いでしょう。興味のある方は、ハネムーンの中でフォトウエディングを取り入れられないか、聞いて見られるといいかもしれません。

 

本当にそんなにお金をかけなければ結婚式ができないの?

さて、ここでひとつ注目したいのが、「ナシ婚を選ぶほとんどのカップルが、費用面を理由にしている」と言う点です。つまり、お金がかからなければ本当は結婚式をしたいけれど、かなりの金額がかかるためにやむなく諦めるということです。要は「本当は結婚式をしたい」気持ちがあるということですよね。

 

結婚式を無料で行うことは不可能です。しかし、全ての結婚式に数百万と言う莫大な予算がかかるわけではありません。ここで、あまり予算がないカップル向けの「それでも結婚式をする」方法についておすすめの2つの方法をお伝えしたいと思います。

 

海外ウエディングなら意外に安上がり

誰もが一度は憧れるのではないでしょうか。海外でのウエディングは、一生忘れられない特別な思い出になります。ただ、「いやいやいや、そんなの余計にお金がかかるでしょ!」と思う人が大半でしょう。しかし一概にそうでもないのが海外ウエディングの面白いところなのです。

 

国内で挙式と披露宴をする場合は、どう頑張っても50名規模で200万円ほどになってしまいます。ここから一部分をご祝儀で賄うにせよ、最初に総額の支払いが必要になるのは確かです。

しかし、海外ウエディングで挙式だけをする場合、どうでしょうか。チャペルで結婚式をするだけです。場所はハワイでもヨーロッパでも、おふたりのハネムーンの行先に合わせれば良いと思います。

このケースで行くと、ウエディングパッケージのキャンペーンなどを利用すると30万円ほどで挙式をあげることは可能ですから、かなり手ごろに感じられるのではないでしょうか。もちろんこの中にはドレスとタキシードのレンタルや、アルバム(カット数は少ないものになりますが)まで最低限必要なものが全て含まれています。

ハネムーンの旅行代金にプラスして30万円だったら、どうでしょう。それで結婚式が出来るなら是非やってみたい!と思いませんか?

 

海外挙式後に日本でお披露目パーティーのパターンが人気

また、数百万円をかけてまで結婚式と披露宴をするのはちょっと・・というカップルの中には「やっぱり簡単なパーティーはしたいかも」と思うカップルもいらっしゃることでしょう。

その場合におすすめなのが、海外挙式とハネムーンから帰国後に簡単なお披露目パーティーをする、と言う方法です。この時にウエディングドレスを着用するケースもありますし、しないケースもあります。好みで選ぶことが出来ます。

 

このメリットとしては、披露宴のような大掛かりなものではないのでまず費用が格段に安く済むという点です。さらには会費制にすることが出来るので、会費制にしてしまえば実質ほとんどお金をかけずに「結婚披露パーティー」という形で、日ごろから仲良くしているお友達におふたりの晴れ姿を披露することが出来るわけです。

その前に海外挙式をしている場合は、おふたりのウエディングフォトやムービーを、このパーティーで使用するのも素敵ですよね。

 

後悔先に立たず!後になって悔やんでも手遅れ

例えばフォトウエディングであれば、結婚後何年も経過して「ちょっと撮りに行ってみようか」ということも出来なくはありません。

ただ、結婚式ばかりはあまり時が経ってしまうとどうしてもやりづらくなるものです。

 

結婚式をしない「ナシ婚」を選択することを否定する訳ではありません。ですが、結婚式を諦める理由が「費用面」だけだったとしたら、ありとあらゆる可能性をしっかり考えてから決断するべきだと私は思います。

 

結婚式は一生に一度のイベントです。後になってやっておけば良かったと思っても、取り返しはつきません。

私は元ウエディングプランナーですから、結婚式の良さを知っています。そして多くのカップルが「やっぱり結婚式をやってよかったです!」とおっしゃっる姿を見てきています。

簡単に選択するのではなく、良く考えてそれでも「ナシ婚」を選択されるのであれば全く構いません。価値観は人それぞれですからね。

 

家族と家族のつながりを感じられる結婚式

結婚式は「自分たちが主役になれる貴重な機会」だと私はずっと思っていました。ですが、実際はそんなことはありません。むしろ「皆におもてなしが出来る貴重な機会」であり、「ふたりが愛を誓える貴重な機会」なのです。だからこそ、家族になれる喜びをしっかり実感することが出来る結婚式は、やっぱり素晴らしいイベントなのです。

 

そして、両家の親族同士がきちんと顔を合わせ、一緒にその場を楽しみ、ふたつの家族がひとつになる実感を味わえるのも結婚式の素晴らしさです。結婚式をせずにお食事会での顔合わせだけでは、親兄弟のみになってしまうため、雰囲気は変わってしまいますからね。

 

「お金をかける=良い結婚式」ではない

 

豪華な結婚式をしなければ、良い結婚式が出来ないと思う人がとても多いです。高価なドレスを着て、立派な会場で大人数でパーティーをすることで、「結婚式をした」という実感が感じられると言えばそうなのかもしれません。

 

しかし、重要なのはそこではないのです。たとえ、ハネムーンの中の一部の時間を使って行った「ゲストのいないふたりだけの結婚式」であっても、それは立派な結婚式なのです。

写真を撮るだけ、ドレスを着るだけでは味わうことのできない感動を味わうことが出来るのが結婚式です。やはり、バージンロードを一歩ずつ踏みしめて歩くその緊張の瞬間や、初めて新婦さまのドレス姿を見た新郎様の感動した気持ちは、一生色あせることのない思い出として、おふたりの人生として刻み込まれます。

 

豪華にすること、皆に「立派な結婚式」をアピールすることではなく、おふたりにとって思い出に残る結婚式を挙げることを考えていただきたいのです。

そうすると、それはアルバムにもこだわらない一番低予算で実現できる結婚式かもしれませんし、親御様だけを招待した、小規模な結婚式かもしれません。「良い結婚式」の定義は人によってさまざまなのです。

 

まとめ

今や結婚するカップルの2組に1組がナシ婚を選択しているという時代です。

ただ、結婚式は進化し続けているのも事実です。どういうことかというと、いろいろな結婚式を選択できるということです。

予算をしっかりかけて行う大規模な結婚式だけではありません。親族のみの小規模な結婚式や、海外でおふたりだけで挙げる結婚式など、選択肢はたくさんあるのです。

予算を気にするあまり、「結婚式はやめておこう」という決断に落ち着く気持ちも分かります。ですが、結婚式の意味、今一度見直していただければなと思います。

なぜなら結婚式は、やってみなければ知ることのできない感動を味わうことのできる、特別なイベントだからです。