逆プロポーズもアリ!女性から男性へのプロポーズ~本当にあった素敵なお話~

皆さんは、逆プロポーズという言葉を聞いたことがありますか?逆プロポーズとは、女性の方から男性にプロポーズをすることを言います。そもそも一体いつから「プロポーズは男がするものだ!」なんてことになったのでしょうね。なんとなく女性はいつまでも男性がプロポーズしてくれるのを待つしかない、そんな雰囲気になってしまっています。

  私はこれまでウエディングプランナーとして、たくさんの「結婚を決めたカップル」と接する機会を持ってきましたが、実は中には女性からプロポーズをしたというカップルもいたのです。

そんな話を聞かせてもらいながら、「なんか逆プロポーズもいいもんだなぁ」と純粋に思えたので、今回はそんな逆プロポーズについて書いてみたいと思います。

 

逆プロポーズって男性からするとアリ?

まず、女性サイドからプロポーズをするということに対して抵抗を持つ男性はどのくらいいるのでしょうか。これは私も気になって、いろんな知人友人に聞いてみたのですが、ほとんどの男性が「別に全然問題ない」と言っていました。

 

ただ、気になることがひとつあります。それは、「本来はプロポーズは自分からするべきだと思う気持ちが男性側にもあるので、プライドを傷つけないように気を付ける必要がある」ということです。

つまり、彼の方にも必ずチャンスを残してあげるということです。というのも、多くの男性の意見として「最終的には自分がちゃんとプロポーズをする機会がないとなんとなく嫌だ」というものが多いからです。つまり、女性からのプロポーズは嬉しいけれど、それを受けてからでも男性からしっかりと「プロポーズの儀」は行いたいという、中途半端な男のプライドがあるようなのです・・。男性って難しいですね。

なので、あまりにもこだわり抜いて大掛かりなプロポーズを女性から仕掛けてしまうのは、男性によってはあまり良くないのかもしれません。

 

ですが、何にしても逆プロポーズ自体は全く問題はありません。そこは安心していただいて大丈夫ですよ。

 

逆プロポーズを計画する前に考えるべきこと

 

それならもう自分からプロポーズしたい!!という女性たちに、ここで3つ考えていただきたいことがあります。というのも、女性は20代後半から30代に入っていくと「焦り」が目立ち始めます。結婚に対する執着心や、結婚しなければという義務感が前へ前へ出てきて、本当に求めているものを見失いがちなのがこのタイミングなのです。

 

その①本当に彼と結婚がしたいのか

まずひとつ目がこちらです。今お付き合いをしている彼と、結婚したいと思っていることと思います。ですが、ちょっと待ってください。その彼と本当に結婚がしたいのでしょうか。それとも結婚自体がしたいのでしょうか。

 

その彼と結婚したいという気持ちと、ただ単に結婚がしたいという気持ちは大違いです。それは本当に大きな違いです。例えばあなたが今29歳だとして、30歳までに結婚したいという気持ちが強いとします。今お付き合いしている彼と何としてでも年内に結婚したいという気持ちになるのもそれは当然だと思うのです。

ですが、その「30歳までに結婚したい」という目標は何か根拠があるのかと聞かれると、「なんとなく」と答える方がほとんどですし、私は「そんな根拠のない目標達成のためだけに結婚に執着するのは良くない」と思うのです。

 

つまり、あなたが「結婚自体をしたい」のではなく、「彼と結婚したい」と思っているのかどうか、今一度見直していただきたいということです。

 

その②結婚する前にやり残したことはないか

結婚をすると、あなたのこれまでの生活が、ガラリと変わります。それは、良いこともあれば良くないことだってあるかもしれません。例えばあなたがこれまで、年に2回は海外へひとり旅に出ていたとします。そうすると、この年に2回の自分へのご褒美は、結婚を機にあきらめなくてはいけなくなる可能性も出てくるわけです。

 

もちろん、そのお相手との結婚生活によりますが、やはり結婚してからはどうしても「あなたひとりだけのことではない」ということが多くなってくるわけで、何をするにも旦那さんのことをほったらかして勝手に決めるわけにはいかなくなるのは確かです。

また、趣味に時間とお金をかけている女性も気を付けなくてはなりません。その全てが制限されてしまうとは言いませんが、多少なりとも影響を受けて、あなたの自由度は少し狭まってしまうのは事実です。

また、結婚するならある程度「これまでやりたかったことはやり尽くしてからの方が良い」と思います。例えば海外にひとりで行ってみたい、一度はバックパッカーになって世界を見てみたい、そんな夢はやはり叶えられるときに叶えておくべきだと強く思うからです。後悔しても結婚して子供が生まれてからはなかなかそんなことに時間もお金もかけられなくなりますからね。

 

悔いのないように、しっかり独身生活を満喫してから、結婚を考えるのが一番です。

 

その③彼のプロポーズを待たなくて大丈夫か

これは実際に会った話ですが、「逆プロポーズを企画していたら、彼の方もちょうど考えていたようで、変にタイミングがかぶって気まずい思いをした」という話もあります。まぁ可愛い笑い話ともとれるような微笑ましいレベルではあるのですが、要は彼の方が「うーわ!俺がやろうと思ってたのに・・」となるのはあまりよろしくないのではないか、というお話です。

 

あなたの中で、「彼はしばらく自分からプロポーズする気配は一切ないな」と思うのであれば逆プロポーズを考える価値がありますが、「もしかすると彼の方も考えてくれてるかも」と思うのであればちょっと様子を伺ってみるのがよいでしょう。

 

ここで、彼が結婚に対して意識してくれているか否かを確認できるちょっとした小技を伝えておきますね。良かったら使ってみてください。

小技①通りすがりの子供たちをみて「可愛いよね。私子供は絶対〇人欲しいんだ」と言う

つまり、彼に対して「将来子供が欲しいと思っている」ことをやんわり伝えて反応を見てみる方法です。そこで、「俺は2人兄弟が良いな、そのほうが〇〇だし」などと具体的に話してくれたら彼の中で「結婚」の2文字はイメージできている状態であることが多いでしょう。

逆に「どうだろ、わかんないな」など曖昧な返事だと、家庭を持つことが全くイメージできていない状況であることが多いです。

小技②結婚した友達の話をして反応を伺う

「この前結婚した〇〇ちゃんの家に行ったんだけどさ、すごかったよマイホーム超素敵だった!」などの話をしたときに、彼の方が「へぇ」など、気のない反応だったら、もしかすると今の彼にはあまり家庭を持つということが現実的に考えられていない可能性が高いです。

逆に、「家買ったんだ、旦那さん何やってる人なの?何歳?」などと興味を持って聞いてきたら、彼の方も家庭を持つことを現実的に考え始めている可能性が高いと言えます。

小技③「やっぱり結婚式はやるべきだよね」など結婚式の話を持ち出してみる

結構直接的な話になってしまいますが、結婚式についての考え方を言ってみるのもいいですね。そこで彼が「まあ結婚式はしなくてもいいんじゃない?ハネムーンとかで金使いたいし・・」など具体的なことを言ってくれたら、彼の中で「結婚」という言葉がそれほど他人事ではなくなっていると言えるでしょう。

逆に「いやーわかんないな」など、あまり興味がなさそうであれば、単純に結婚のことを考えてもいないという可能性が高いですね。

 

これらの小技を使って、お相手の真意を探ってみるのも良いでしょう!

 

本当にあった素敵な逆プロポーズ体験談

さて、ここからは実際に私がこれまでウエディングプランナーとして接してきたお客様からうかがった心温まるエピソードを書かせていただきます。どれも逆プロポーズです。是非参考にされてくださいね!

 

その①彼が手料理を美味しそうに食べてくれているその時に・・・

交際2年、同棲1年のカップルです。30歳同士のカップルで同棲しているのもあり、とっても落ち着いた交際を続けて来ていたようです。しかし彼女の方は同棲して1年経つのにもかかわらず、結婚の話が出ないことに不満を募らせていたようです。

そんなある日、彼の方が大好物の鶏のから揚げ(彼女の手料理です)を美味しそうに食べていた時のこと。彼女はそんな彼の満足そうな顔を見ていたら、うっかりこんなことを言ってしまったそうです。

「美味しいでしょ。こんなにちゃんと料理する女はそうそういないと思うよ!」冗談っぽくですが、そう言った彼女の言葉に、彼は「いやまじすげーありがたいと思ってるよ!」と笑顔で答えたそうです。

そこで彼女がひとこと、「なら毎日作ってあげるから私と結婚してよ」と言ったのです。

彼女の方はこんなことを口にするつもりなんて一切なかったので、自分でもびっくりしたようで、「わ、ごめん変なこと言っちゃって!」とあわてて彼に言うと、彼の方は「いや、でもそろそろ考えたいよね」と言ってくれたそうなのです。

 

結果それから半年後にこのカップルは結婚式場を決めて、半年後には結婚していったわけですが、これもひとつの立派な逆プロポーズですよね。

 

その②彼との遠距離恋愛に我慢が出来なくなってきたそんな時に・・・

福岡と東京で遠距離恋愛をして2年経ったカップルが、結婚を決意したのは、彼女の方の一押しがあったからだと彼は私に話してくれました。

月に1度、どちらかが行き来してデートを重ねていたようなのですが、やはり遠距離は時に辛くなってしまうときがあるものです。そんなある日、彼女が東京にいる彼を訪ね、一緒に家で食事をしていた時にこんなことを言ったそうです。

あと何回東京に来たら、もうひとりで帰らなくて良くなるのかな~

つまり、もう「東京に住めよ」と言ってほしかったのでしょうね。彼女の方からこんな言葉が出たことで、彼の方もちょっとびっくりしてその時は「まあもうちょっと我慢してよ」と言ってその場を収めたようなのですが、結局これを機に彼の方も彼女との結婚を意識するようになり、その1か月後に彼の方から正式にプロポーズしてゴールインしたというお話です。

 

彼女の方は「いやあれは別にプロポーズじゃなかったし!」と言っていましたが、彼は「あの言葉が無かったら結婚のことあんまり考えてなかったと思う」とのことなので、彼からすると「逆プロポーズされた」ことになるようです。

きっかけを与えてあげるだけの逆プロポーズもありですね。

 

その③彼の誕生日に思い切って・・・

上記の2つとは違って、結構計画的なのがこちらです。

このカップルは付き合って3年目のまだ20代のカップルです。彼女の方がとっても結婚願望が高く、全く結婚を意識していない様子の彼に逆プロポーズを仕掛けたという例なのですが、これがとっても素敵なお話でした。

 

彼の誕生日に、ちょっといつもいかないような高級なレストランに行き、そこでお祝いをしたそうです。そして、最後にケーキをサプライズで彼の席にサーブしてもらったようなのですが、この時にお皿にMarry ME!!!と書いていたそうなのです。これには私も驚きましたね。

彼女の方が2歳年上のカップルでしたが、誕生日祝いの席でここまで思い切った逆プロポーズをするというのも、なかなか勇気のいることだと思いますが、彼の方は感動して喜んでくれたとのことです。

そもそも、姉さん肌のキャラの彼女と、弟キャラの彼だったのでこういうやり方がぴったりだったのかもしれません。このカップルは結婚式まで担当させていただきましたが、とにかく常に彼女の方が引っ張っていくような、そんなカップルでしたね。

 

まとめ

逆プロポーズと言っても、「彼をその気にさせるきっかけづくり」から「ガチのプロポーズ」までさまざまです。いろいろ考えてみたけれど、どうしてもやっぱり彼と結婚したい!もう彼からのプロポーズを待っていられない!と思ったのであれば、逆プロポーズを企画してみるのもいいと思います。プロポーズは一生の思い出に残るイベントですから、悔いのないようにしたいものですよね。

  ふたりにとって忘れられない素敵な思い出になるような逆プロポーズ、あなたも企画してみませんか?