日本とはこんなに違う!韓国人の結婚観

日本から一番近い国、お隣の韓国ですが、皆さんは韓国と日本の文化がとっても違うことをご存知ですか?こんなに近いのに、いざ国際結婚してみるとものすごい文化の違いに驚かされることがたくさんあります。国際結婚はその違いを楽しめるかどうか、前向きにとらえることが出来るかどうかにかかっていますので、この辺りの文化やしきたりの違いを上手く乗り越えていかなければなりません。

今回は、そんな韓国と日本の国際結婚でよく起こりがちな「え!そうなの!?」という事項について書いていきたいと思います。韓国人の彼がいる方には、特に参考にしてもらえればと思います!

 

韓国人にとっての結婚とは「家族と家族」

 

韓国人は、結婚するときに一番に考えることが「家族と家族のつながり」です。結婚をするのはふたりですが、結婚はそのふたりの結びつきではなく、結婚というのは家族と家族が結び付くという意味合いが韓国では強いのです。それは、結婚するんだからそうだろう!と思うかもしれませんが、韓国の考え方は結構極端とも言えます。

 

どれくらい極端かというと、家族がどう思っているかによって、結婚自体を諦めなければいけないなんてこともあり得るくらいなのです。そんな大切な「家族」の部分ですが、実際韓国人との結婚において、家族がどのようにかかわってくるか、例を挙げてみてみましょう。

 

相手の家族の誰かが自分を嫌っていたら・・・

こんな話を聞いたことがあります。

韓国人の彼が、日本人の彼女にプロポーズをしました。もちろん彼女はOKをし、晴れて2人は婚約中という素敵なステータスに昇格したわけですが・・・

なんとこの婚約は破談になったのです。理由は、彼のお姉さんが彼女のことを好きになれなかったからです。

え?

と思いましたよね?私もこの話を聞いたときはびっくりしました。ですが、韓国です。家族第一の韓国ですから、家族の一員の中で誰か一人でも彼女を受け入れないことがあれば、それは無視できないことなのです。

どうにか上手く関係を良くできるよう、彼女の方が努力をするべきですが、どうしても難しい場合、この結婚は叶わなくなってしまうことがあります。この場合はそうでした。日本では考えられないことですが、韓国だとこういうことは結構あります・・。男性側の家族がどうしても優位に立つような形になり、どこかで何か人間関係が上手くいかなければその結婚自体がダメになってしまう、ということです。

 

相手の家族にひとりでも反日がいたら・・・

こちらも同じような話ですが、彼の家族の中にひとりでも「日本人に対するネガティブなイメージ」が強い人がいる場合は、これまた結婚が難しくなります。たとえひとりでも、です。「ひとりくらいまあ大丈夫だろう」と甘く見てはいけません。

ですが、韓国の場合はこういったことには皆敏感なので家族の中に反日の人がいる場合は、その本人も日本人との交際自体を初めからあきらめるケースが多いです。中途半端にお付き合いが進んでも家族の反対がある以上結婚は出来ないからですね。後で辛い別れが待っているくらいなら初めからやめておこうという考え方です。

 

え?そんなに会うの?相手の家族とのお食事頻度

この点には私も他人事ながら結構衝撃を受けたのですが、結婚した後のお相手の家族との付き合い方についてです。なんと、お相手の家族と一緒に食卓を囲んで食事をするという行事が、平均して週に一回あるというのですからもうびっくりです。

日本だったら、いくら近くに彼の実家があったとしても、そうそう頻繁に会うということもないでしょう。日本はお盆や正月などの決められたタイミングに、皆で集まるという文化はあるものの、日ごろからそれほど頻繁に集まるなんてことはないですもんね。

韓国は、これがとっても多いのです。私の友人もひとり韓国人と結婚し、韓国で暮らしていますが、このことについてはかなりの負担だったらしく、慣れるまで相当なストレスをためていました。話によると、結構この食事会が何の前触れもなくいきなり当日決まったりすることも多いようで、かなり大変そうでしたね。

 

韓国人男子にとってとにかく大事なのがお母さん

韓国人の男性と結婚するとなると、やはり気になるのが彼と彼のお母さんの関係です。韓国男子はママボーイという話は結構有名ですし、それでなくても彼の方のお母さんというのは、かなりの権限を持っていると聞きますからね。具体的にどのようなことがあるのでしょうか。例を挙げて見てみましょう。

 

とにかくお母さんの言うことは聞く

韓国人男子は、お母さんには逆らいません。もうこれは完全なる優先順位の問題です。多くの韓国人男性が、お母さんと自分の彼女や奥さんの意見が分かれてしまった場合、お母さんの言うことを聞くというデータがありますし、これは事実そうだなと私もこの目で見てきた経験を重ねてはっきりそう言えます。

 

私も韓国人の彼とお付き合いをしていた時、彼と同棲していた家を引っ越すというイベントがあったのですが、この時にかなりもめたのを覚えています。日本国内の話なのでわざわざ韓国からお母さんがアドバイスをしてこなくても良かったのですが、もう本当にこれでもかというくらい口を出してきたのです、彼ママが。

そこで意見が割れた時、彼はもう完全にお母さんの意見に同調しましたね。何の迷いもありませんでした。この時に私は強く思いました。このお母さんには何があっても勝てないんだろう、と。

 

お母さんから嫌われたらアウト

いうまでもありませんが、彼のお母さんに嫌われるようなことがあれば、もうそこでゲームオーバーです。もしくはかなり交際を続けていく、ましてや結婚まで踏み切ることが難しくなっていくのは確実です。

韓国人の彼との交際において、絶対に攻略しなければならないのがお母さん。そしてゆくゆくは家族全員・・・ということです。お母さんがとにかく大切です。

 

ですが、私は体感的に韓国人の人間性として、結構人情深いというか義理堅い感じが強いので、こちら側が礼儀正しく振舞っていれば、嫌われるということはそう起こりえないことだとも思っています。現に私は当時の韓国人の彼のお母さんにとっても好かれていましたし、来日するたびいろんなギフトをくれたのを覚えています。好きになってもらえればいろいろ本当に過剰なほどに良くしてくれます。

 

こちら側のお母さんに対しても愛情深い

韓国人男性が彼のお母さんに対してとっても愛情深くて、お母さん第一!なのはお分かりいただけたかと思います。ですが、それだけではありません。実は、こちら側のお母さんつまりあなたのお母さんのこともとっても大切にしてくれるのが韓国人男性の特徴です。

要は、「お母さん」という存在が大事、そして「家族」が大事というのは大前提としてあり、それは自分の血のつながった母親だけを大切にするということにとどまらず、お付き合いしている彼女のお母さん、そして家族皆を自分の家族のように大切にしてくれます。

 

これは、日本人の男性には叶わないところではないでしょうか。やはり、韓国特有の、「家族を大事にして、年上を敬う」という文化が強く表れるポイントと言えますね。この点は結婚後ももちろん継続していくことなので、とても心強いです。

 

お母さん、新居に遠慮なく出入りするのは当たり前

彼のお母さんが、結婚後に新居を勝手に出入りする、というような話を耳にすることもあります。つまり、彼と結婚して韓国に住んでいる新婚カップルの新居に、彼のお母さんが合い鍵で勝手に入り、冷蔵庫に食事を入れて帰ったり、掃除をしていたりすることが韓国ではそれほど珍しくない!ということです。

日本でも、嫁姑問題は今も昔も尽きることがありませんが、韓国の場合、「彼のお母さんが関わってきすぎる」ということでストレスを抱えるパターンが非常に多いようです。これは、韓国人同士であってもなかなかなストレスになるようで、結構問題ですね。

 

こうなってしまう理由として、彼が嫁に断りもなく、勝手にお母さんに出入りをすることを許してしまっているというのがまずあります。彼の方は基本お母さんにどこまで踏み込まれても構わない、という考え方である場合が多く、この件で口出ししたところで、あまり良い結果を生まないことが多いです。デリケートな問題ですよね。

 

食事に関しても注意が必要

彼のお母さんがとっても口うるさくなるのが「手料理」です。韓国は手料理の文化です。それもおふくろの味が一番正しいとされているため、何かの料理を作った時に彼のお母さんのやり方と違う作り方、味付けをしてしまうと、彼の方からNOが出るケースもありますし、手料理を彼の家族と囲むことがあったらその時に彼のお母さんに絶対に注意されます。

 

何が正解か、というわけではないのですが、皆それぞれに「自分のやり方」があるため、それを文化として継承していきたいという気持ちが強いようです。お母さんに「これはもっとこうして」とお料理の指導を受けた時には、素直に聞いておきましょう。

 

韓国人にとって夫婦とは

韓国はひとことで言うと、古風な考え方が未だに強いように見えます。一昔前の日本のような、男性と女性についての考え方が今も深く残っているようです。

 

男性が稼ぐ、女性は家のことをする古風な文化

例えば、韓国の男性は「ステータス」がとっても大切です。一人前の男になるには、一流企業に勤めて収入も安定している必要があります。そのために、韓国ではいい大学に入学することがとっても大切だと考えられているのです。昔に比べると少し変わってきてはいますが、未だにこの「男は稼いでなんぼ」という考え方はとっても強いです。

韓国の学歴重視の話は、結構世界的にも有名ですよね。受験戦争という言葉は日本ではそれほどもう聞くことがなくなってきましたが、韓国ではまだまだ受験戦争はなくなる気配がありません。自分の子供をいい大学に入学させる、というのは韓国の親たちのひとつの目標でもあるのです。

 

ただ、一方女性はというと、「家事」をすればよいわけです。まさに絵にかいたような昔ながらの考え方ですが、韓国はやはり、「男性が外でお金を稼ぎ、女性が家でそれを支える」という結婚生活が、多くの人がイメージする韓国の結婚生活だといえます。ですので、女性が外でバリバリ働き、男性顔負けの高年収なんていうのは、韓国では結構ひんしゅくを買うことも多いのです。

 

韓国人と結婚して韓国に住むこと

 

韓国人男性と日本で交際を続けることと、韓国人男性と結婚して韓国に住むことは全くレベルの違う話です。やはり、何をどう苦労しても、日本にいるうちはその安心感に守られているわけですからね。

 

韓国人と結婚して、韓国に住むとなると、心構えとしては「自分自身も韓国人になる」くらいでなければなりません。そして「日本人だから分からない」などと日本のスタンダードで物事を考えるのではなく、もっともっと柔軟にたくさんのことを受け入れていくことが大切です。

そうすることで、「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう」と余計なストレスを貯めることなく、「とりあえずやってみよう」という明るい前向きな気持ちで順応していくことが出来るからです。

何事も考え方次第です。相手の家族とのおつきあいも、本当の自分の家族だと思って積極的に受け入れていきましょう。

 

まとめ

韓国人との恋愛、そして結婚・・・。やはり日本人同士のそれとは、違うところがたくさんありますよね。韓国人の男性はとてもやさしく、彼女のわがままを何でも聞いてあげる、というようなイメージを持っている人も多いと思います。現にそんなカップルもたくさんいるのです。

ですが、いざ結婚するとなると、そこでは女性は「一歩後ろに下がって、男性を立てる」ような言ってみれば真逆のことを求められるわけで、このあたりが韓国の結婚文化の面白いところだなと私は思います。家族と家族の関係を、より大切に考える文化ですから、その分結婚後は苦労も多いかもしれません。ですが、自分の家族のように、相手の家族を近くに感じることが出来るというのは、素敵なことでもありますよね。

国際結婚は、たくさんの違いを楽しむことです。これを読んでくださっている韓国人男性をパートナーに持つ日本人女性の皆さん、是非前向きに乗り越えていってください。応援しています!