理想のカップルの3つの特徴とは?こんな男性・女性が結婚ゴールインする

結婚式関連のビジネスに長く携わっていると、もちろんたくさんのカップルと接する機会があります。それも、結婚を控えたカップルです。

どのカップルもそれぞれに、お付き合いが始まってからゴールインまでいろいろな試練を乗り越えてきているわけですが、中でもやはり「ああ、こういうカップルが理想的なカップルだな」と思う瞬間がときどきあります。

ウエディングプランナーとして、日本国内や海外でのウエディングをプロデュースしてきた私ですが、これまで500組以上のカップルの結婚式をプロデュースしてきた中で、私自身学んだことがありました。

それは「カップルとはこうあるべきなんだ!」ということ。

全ての結婚するカップルが、その理想的なカップルかどうかと聞かれれば、もちろんそうではありません。

 今回はそんな理想的なカップル、そもそも「理想的なカップルとはどんなカップル?」ということについてまとめてみたいと思います。

結婚は恋愛の延長

よく、結婚と恋愛は別物だという人がいますが、これに対しては私はあまり共感しません。

なぜなら、これまで見てきたカップルの中で、「このカップルは理想的なカップルだな!」と思わせられたカップルというのは、どちらかというと「付き合いたてのような初々しさを少なからず必ずはっきりと残している」と感じたからです。

そのうえで、結婚という新たなゴールに向かって行くわけなのです。

結婚とは、馴れ合いではありません。恋愛の延長なのです。だからこそ恋愛初期の初々しい気持ちを心のどこかに残しているべきなのです。

そのうえで、さらにもう一歩踏み込んだ思いやりだったり、相手に対する配慮だったりが必要になってくるのが結婚なのだと思います。

このように言葉にして言ってみても、あまりピンときませんよね。思いやりや配慮が大切なことは誰でも分かっています。

次の項目からは、実際に「理想のカップル」には、どのような特徴があるのかについてまとめてみました。

 

1.カップルのふたりともが穏やかな性格をしている(心に余裕がある)

結婚式の準備というのは、最初から最後までとってもとっても大変です。

そのすべてが、ふたりの結婚式を素晴らしいものにするための準備なので、仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・。

どのような会場であっても、3か月か4か月前あたりから結婚式の打ち合わせが本格的に始まるのですが、多くのカップルが、「女性はとってもやる気に満ち溢れていて、男性はいまいちやる気がない」雰囲気で打ち合わせに訪れるのです。

おおよそ月に1回か2回ほどのペースで、私たちウエディングプランナーとの打ち合わせに会場までカップルはやって来ますが、それはそれは本当にいろいろなタイプのカップルがいました。出会いの形態もペアーズomiaiゼクシィ恋結びなどの恋活アプリブライダルネットユーブライドなどの婚活サイトなど様々です。

ただ、中には「なんかこのカップルはいつもすっごく雰囲気がいいな・・」というカップルがいるのです。

何がそう思わせるのだろう、なんでだろうと思い返してみると、まずなによりも初めに思うことは2人の醸し出す雰囲気が「いつもものすごく穏やか」なのです。

 

もっと具体的に言うと主に下記のような条件があげられます。

・常にあわてず、ゆっくりのんびりとしている(焦ってバタバタしない)

・常にふたりとも笑顔でいる

・ふたりでいる時間を楽しんでいる

とにかく、まず穏やかでいるためにはいろいろな意味で、余裕がないといけないのです。

それは例えば時間的な余裕だったり、金銭的な余裕だったり、いろんな余裕があるのだと思いますが、それらの余裕がカップルの「のんびりした」雰囲気を醸し出すきっかけにつながっていくのです。

 

逆に、いつもギスギスしているカップルというのは常に余裕がない状態にいます。

担当したお客様カップルの中にも、いつもいつも慌ただしくて苛立っているカップルは結構多くいました。イライラというのは周りの人にまでイライラを伝染させる恐ろしい威力を持っています。

私自身も、そのようなカップルとしばらく接しているとひどく疲れてしまいます。

 

そして、素敵なカップルというのは常に笑顔でいることを忘れません。

それは私たちウエディングプランナーに向ける「表面的な笑顔」とは違い、完全に自然な笑顔です。別にカップルは私のことを気遣って笑顔でいてくれるわけではないのです。

そうではなく、もっと自然に笑顔が滲み出る感じなのです。

特にこれを感じるのは、私が席を外した時です。つまりカップルふたりを残して一度私が席を立つとき、その時に本性が現れます。

誰もいなくなると、要はカップルも「周りに気を使わなくていい」わけです。なので、このときに見せる2人の表情というのは本物の表情なのです。結構第三者がいなくなった瞬間に笑顔が真顔に戻るカップルもいましたからね。

ウエディングプランナーとして、担当したカップルの中に、本当に仲の良い理想的なカップルが何組もいましたが、そんな素敵なカップルは、どのカップルも本当にとっても穏やかで、それでいてさらに笑顔が絶えなかったのです。

まさに、ふたりでいる時間を心から楽しんでいるような、幸せそうな表情。これは見ている側も幸せな気分にさせてくれます。こんなカップルは本当に記憶に残ります。

2. お互いがお互いを思いやっている

当たり前のことなのですが、恋愛関係、結婚関係、友人関係どんな関係においても、「思いやり」というのが何よりも大切です。相手を思いやることが出来ない限り、「理想的なカップル」になどなれません。結婚式の準備を進めていく中でよく見るのが「ケンカ」ですね。本当によくあります。

心に余裕がないカップルは良く相手の悪口を言ってしまいます。そしてギスギス雰囲気もどんどん悪くなってしまうのです。確かに、仕事やほかのことでもいろいろ忙しい中、結婚式の準備でいろいろとするべきことが増えてしまい、イライラに変わってしまう気持ちも分からないではありません。

そして、最悪の場合そのイライラを相手にぶつけてしまい、言い争いになるという事態を招いてしまいます。

せっかくのふたりの結婚式の準備なのにもかかわらず、ふたりがケンカして何になるんだ!と思いますが、結構この光景は数えきれないほど見てきました。

例えば、よくケンカの原因になる例として、「彼が全然準備を手伝ってくれない!」「彼が何にも興味を持ってくれないからひとりで準備しているみたいで嫌!」などなど、こんな女性の不満はよく聞きます。

結局相手の文句を言ってしまうんですよね。もっとこうしてくれたらいいのに!!!と。

 

ただ、理想的なカップルというのは、まずこんな労力を無駄にするようなことはしません。

彼らは、お互いに思いやりをもって接しているのでケンカにはよほどの理由がない限りなりませんし、間違ってもこのような小さなことで文句を言ったりすることはありません。

そもそも男性というのは基本的にこのような結婚式の準備にあまり積極的ではないのですが、そんな中でも協力的な男性はちゃんと存在します。

結婚式を「ふたりの大切な一生に一度のイベントだ」という風に認識できる男性というのは、常に協力的ですし、女性側に一方的に準備を任せたりはしません。

打ち合わせや、何か困ったことがあるときには、基本的にカップルふたりそろってウエディングプランナーである私のもとに会いに来てくれる場合が多いのですが、男性側が忙しいときには、女性がひとりで来るケースもあります。

これはまあまああることなのですが、「男性がひとりでくる」ということはとっても少ないのです。

ですがこういうときにひとりで来られる男性というのは非常に好感が持てますよね。

彼女が今仕事が忙しい時期で、僕でできることだったら先に話を進めたいと思って来ました」などというように、結婚式の準備に対して協力的な男性がいますが、こういう男性が理想的な旦那さんだと言えるでしょう。おそらく結婚した後も、家のことを積極的に分担して手伝ってくれるタイプですよね。

こういうカップルはいつもやはりとても落ち着いていて穏やかですし、さらには雰囲気が良く幸せそうに見えます。

 

3.男女対等の考え方

その昔、「男たるもの外で働き、女は家のことをする」という考え方が根付いていました。そして、今もなおその名残があります。

なんとなく無意識のうちに「男はこうあるべき」「女はこうあるべき」という意識が未だに色濃く残っていると感じること、結構まだまだありますよね。

 

ただ、すこしここで考えてみてください、例えば勤務時間です。男性と女性どちらが長い時間働いていますか?どうでしょう。ほとんど変わらない場合が多くないですか?むしろ、もしかしたら男性より女性の方が働いているケースも珍しくないのではないでしょうか。

それにも関わらず、「結婚式は基本的に女が頑張って準備するもの」「男はだいたい結婚式に対して協力的ではない」という固定観念があるのは、とても悲しいことだと思います。

 

しかし、私がこれまでに見てきた素敵なカップルは、見事にその固定観念を払拭し、「ふたりで一緒に最高の結婚式を作るんだ」という意識で打ち合わせに通ってくれていました。

招待状の文面から、席次表のデザイン、お食事のメニューやゲストへのプレゼントなど・・決めなければならないことが何かと多すぎる結婚式ですから、それはもちろん準備に追われて大変な時もあります。

そんなときに、お互いがお互いを思いやって、助け合って着々と準備を進めていくカップルをみていると、「なんか結婚っていいものだな」なんて、あらためて思ったりもするものです。こちらまで幸せな気持ちにさせてくれますからね。

 

もちろん逆もあります。全く協力的でない男性もたくさんいます。

すべて女性に押し付ける、そんなタイプの男性ですね。

恐らくこのような、ふたりにとって大切なことの準備に対して協力的な姿勢の見せられない男性というのは、きっと何に対してもそんな姿勢なのだろうなと思ってしまいますし、それは事実です。

 

もしも今のパートナーに疑問があったら

ここまで読んでみて、「自分のパートナーはちょっと違うのかもしれないな・・」と思った人もいるかもしれません。

実際に、私自身もこれまで接してきたカップルの中で「理想」と呼べるカップルがどれだけ少ないのかも分かっています。

もしも、今のパートナーに対して、もっとこうして!と思うことがあったとしたら、それは必ず伝えるべきです

「私さえ我慢してればケンカにもならないし、全てうまくいくんだ」なんて思っていたとしたらそれは大きな間違いですよ。もっともっと、今のふたりよりも良くなれるのですから。

ただし、言い方に気を付けましょう。間違っても

「なんでいつもなにも手伝ってくれないの!」

「私ばっかり頑張ってるのに!」

などと押しつけがましい言い方をしてしまわないようにしましょう。

結婚式の準備に限らず、何にしても「分担」から始めるのはとってもいいことだと思います。

ねぇ、私がこれとこれをするから、あなたはこれとこれをやってくれない?」と、このような言い方をするとそれほど嫌味にもなりません。断られることもないでしょう。こうやってパートナーに家事の一部を手伝ってもらう方法もとても有効ですよ。

そして、初めのうちは「うわーこれやってくれて本当にありがとう!」と大げさに喜んで見せましょう。男性は基本的に単純です。褒められるととても気分が良くなるのでまた次も自発的に手伝ってくれるようになるのです。

なので、もしもあなたの今のパートナーが、理想から程遠かったとしてもあまり落胆しないでくださいね。これからどうにでも変えていくことは出来ますから。

 

まとめ

これまで数々のカップルと接してきた中で、「理想的なカップル」も、その逆もたくさん見てきました。

やはり何よりも、思いやりのある心の穏やかな男性というのが生涯の伴侶としては一番望ましいと思います。先の長い人生ですから、いつもイライラケンカばかりしていくようでは疲れてしまいます。

 理想的なカップルというのは、何も特別なことを指しているのではないのです。

些細なことでも常にお互いを思いやって助け合える、常に笑顔でいられる、そんなカップルになりたいものですね。