こんな時にはどうすればいいの?結婚式場とのトラブル対処法

結婚式は一生に一度の大イベントです。どこで結婚式をするのか悩みに悩んで結婚式場を皆さん決定していかれますよね。

私はこれまでウエディングプランナーとして、たくさんのカップル様の結婚式を準備段階から当日までお手伝いさせていただきました。

そんな中で、やっぱり切っても切り離せないのが、「トラブル」です。

結婚式と言う大切なイベントだからこそ、トラブルは未然に防ぎたいものです。

ですが起こってしまったときにはどのように対処していけばよいのか、皆さまにアドバイスをさせていただきたいと思います。

結婚式場ともめる、良くある理由①「ウエディングプランナーとの相性」問題

ウエディングプランナーとは、結婚式場を決めてから結婚式の当日を迎えるまで、おそらく一番密に連絡を取り合う人になるわけで、その「相性問題」でもめることも少なくありません。

下手すれば友達よりも関わっていかなくてはならないわけですから、当然「なんかこの人合わないな・・」というところからウエディングプランナーとカップル様の間に行き違いが生じてくることもあります。

 

まず、結婚式場を決めるときに会場を案内してくれるプランナーというのが、当日までお世話をしてくれるプランナーになるケースと、そうではなく別のプランナーが担当するケースがあるので、最初にそれを確認しておくのも良いでしょう。

 

事例①プランナーが男性だった!何となく嫌かも・・・

私が見た中で、結構多かったのが「プランナーがまさかの男性だった、なんとなく女性の方が喋りやすいな」という新婦様です。これは恐らくプランナーは女性であるという思い込みが強く、いきなり男性プランナーが担当者として現れた時に面食らってしまう部分が大きいですよね。

 

男性プランナーには、男性プランナーの良さがあると私は思っています。それは、「普段結婚式にあんまり興味をもたない新郎様が、プランナーと仲良くなり、結婚式の打ち合わせにも意欲的に参加してくれるようになる」と言う点です。

とっても人見知りの新婦様だと、男性プランナーに対して「こんな結婚式がしたい、こんなことがしてみたい」と言うことをあんまり上手く伝えにくいところがあるかもしれません。しかし私の経験上、男性プランナーって結構ロマンチストが多く、演出などの提案力も女性プランナーを凌ぐところがあると言えます。

ですので、すぐに担当プランナーの変更を希望するのではなく、ちょっとお話してみるのもいいと思います。

 

もちろん、それでも女性プランナーが良いと思えば、担当変更をしてもらいましょう。ご安心ください、男性プランナーは担当変更を申し出られることに多少なりとも慣れていますから、「なんか申し訳なくて言えない・・」などと気をつかわなくても大丈夫です。

 

事例②なんとなく性格が合わないかも、でもそんなこと言えない・・・

これも良くある話ですが、何度か打ち合わせをしたり、電話で担当プランナーとお話をしていく上で、「なんかこの人と性格的に合わないかも・・」と思うこともあるかもしれません。

結婚式は、何度も言いますが人生において本当に大切なイベントです。決して妥協はおすすめしません。人と人ですから、相性があるのは当然で、たまたま担当プランナーとして現れたそのウエディングプランナーが、どうしても「なんか話しにくい・・」と感じることはあってもおかしくはありません。

その場合に私がおススメするのは、「とにかく早めに担当変更をしてもらう」ことです。なぜかというと、打ち合わせが進むにつれて、やはり結婚式の内容もどんどん固まってくるわけで、おふたりの求める結婚式の理想のイメージについての会話もどんどん進めてしまいますから、担当者を変えるのが遅くなればなるほど、おふたりの方にも「理想のイメージを再度伝える」手間が出来てしまうのです。もちろん引き継ぎはされるとはいえ、どうしてもイメージって伝わりにくいものですからね。

 

担当者を変えて欲しいと言われるプランナーは、さすがにショックもありますが、誰しもが一度は経験することです。人と人の相性ですから、プランナーがどれだけ有能であっても「合わない」のであればそこは遠慮なく変えてもらうべきでしょう。

 

結婚式場ともめる、良くある理由②「言った言わない」問題

 

結婚式の打ち合わせで良くある、「説明しました」「いいえ、聞いていません」の言った言わない問題です。これはもう定番ですね。結婚式にはたくさん決めなければならないことがあります。もちろん、それぞれに費用がかかります。それも高額なものが多いです。

・会場のお花

・アルバムの種類

・お食事のメニュー

・ドレスとタキシード

・引き出物

などなど、本当にたくさんあります。これらは最初にお見積もりに含まれているものではあるのですが、打ち合わせが進んでいけば行くほど、金額が上がっていくものなのです。「なんだそれ怖いな」と思われたかもしれませんが、本当にそうなのです。

初期のお見積もりに含まれているアルバムの料金が10万円だったとして、実際どのくらいの人が10万円のアルバムに決定するでしょうか、ほぼゼロです。これは詐欺でもなんでもなく、こういうものなのです。

ただ、やはり初めにきちんと説明を受けないままに、金額がどんどん上がっていったときに「こんなことになるなんて聞いてなかった!」ということを言われるカップル様もいらっしゃいます。

 

おそらく、きちんと説明もあったはずなのですが、あまりにもたくさんの説明があることで、結局何が何だか分からなくなるのだと思います。このようなことでもめるときは、何をどれだけ話しても「私はこう説明しました」「いいえ聞いていないです」の平行線になってしまいます。

このようなもめ事を防ぐために、必ず一番初めに確認をしておいて欲しいことがあります。下記の3つを予め確認しておくことで後々のトラブルを防ぐことが出来ます。

 

ポイント①アルバム・ムービーを最低予算ではなく平均予算で見積もりに入れてもらう

びっくりするくらいに金額が上がってしまうのがアルバムとムービーです。初期のお見積りで10万円くらいで見積られていたときには最終的に40万円くらいになることもあります。そうなってしまうともはや30万円もお見積もりが上がってしまうわけですから結構びっくりですよね。

こんなことにならないように、一番初めに結婚式場から出される見積もりに、「アルバムとムービーは、皆さんが選ぶ平均的なものの価格で見積もりに入れておいてください」と言っておくことをおすすめします。たとえそれでお見積もりが「高いな」と思うことになっても、最初から分かっておくに越したことはありません。

 

ポイント②お食事のランクを一番人気のランクで見積もりに入れておいてもらう

以外にも落とし穴なのが、お食事です。ほとんどの結婚式場でお料理のフルコースのランクが、10,000円くらいのものから20,000円を超えるコースまでさまざまなコースを選べるようになっています。

これも、おそらく契約時のお見積もりには、一番お安いコースで見積られているでしょう。ただ、お料理は結構重要です。後々お打合せで10,000円のコースから15,000円のコースに上がったとするとそこでゲスト1名あたり5,000円あがるわけなので、仮にこれが80名の結婚式だったらなんと40万円も金額がUPしてしまうのです。後になってビックリしないように、これも先にお見積もりに入れておいてもらいましょう。

 

ポイント③ウエディングドレスのみの見積もりではなく、カラードレスも入れてもらう

結婚式場としては、最初のお見積もりをどうにかして安く見せたいのです。だからこそ、結婚式でほとんどの女性が2着以上のドレスを着用されるのにかかわらず、まさかの「ウエディングドレスしかお見積もりに入っていない」なんていうことがあり得るのです。

 

結構最初のお見積もりの説明時は、式場の雰囲気などに圧倒されてテンションも上がってしまっているので、結構カップル様も「聞いているようで頭に入っていない」状態になることが多いです。なので、覚えておきましょう。「ドレスが2着含まれているかを確認する」ことをしっかり頭に入れておくようにしましょう。

でなければ、「ドレスが2着含まれていなかったなんて聞いていない!」ということが原因であとあともめてしまうかもしれません。

 

結婚式場ともめる、良くある理由③「アルバムがイメージと違う」問題

 

さてお次は、結婚式が終わってしばらくたった頃に発生するトラブル、「アルバム」です。どんなトラブルかと言うと、カップル様からおっしゃられることとして「思っていたイメージと違うんですけど」というのがあります。

 

結婚式は、イメージが大切です。カップルごとにイメージする結婚式は違います。そして、そのイメージというのは、言葉で伝えるのが結構難しいのです。伝わっているだろうということが伝わっていないことも多いのです。それが一番トラブルにつながりやすいのが「アルバム」です。

そして、難しいところは、アルバムが完成するのは結婚式の1か月後や2か月後だという点です。だからこそトラブルになりやすいのです。なぜなら、ほとぼりが冷めているからです。結婚式が終わって現実にもどり、日常生活を送っているところに届くアルバム、その内容が「あれ?もっと違う感じのイメージだったのにな・・」と思わせるものだとしたらそのガッカリ感は半端ないものです。

 

これは絶対に、カメラマンに対して、もしくは打ち合わせの時点で、必ず「具体的にリクエストする」ことが出来ていれば防げることです。例えば、「可愛らしい雰囲気の写真にしたい」とか、「オシャレなアルバムにしたい」というリクエストをしていたとします。これはもう完全にNGですね。抽象的すぎるのです。

アルバムに対して具体的なリクエストがあるのであれば、事前にきちんと分かりやすい形で伝えておくことはマストです。

 

伝え方①出来ればカメラマンと打ち合わせをさせてもらう

これは式場によって違いますが、カメラマンと直接打ち合わせが出来る式場もあります。これはプランナーに聞いてみるのがいいでしょう。基本はカメラマンとの打ち合わせは行っていない場合でも、特別に対応してくれる可能性もあります。カメラマンと直接話が出来るのであればそれに越したことはありません。

 

伝え方②具体的な画像のイメージをきちんと画像で伝えておく

「○○っぽい写真がいいです」という伝え方をする人も多いのですが、イメージを言葉で伝えることは難しいです。そしてそれがプランナーを経由してカメラマンに伝わるのであれば尚更です。なので言葉ではなく、出来る限り目で見て分かるもので渡すようにしましょう。

 

伝え方③条件を箇条書きにしてプランナーとカメラマンに渡す

最終的に、自分が取りたい写真のリストは箇条書きにして必ず渡すことをおススメします。

「庭で新郎が新婦をお姫様抱っこしている写真」

「リングピローとリングの写真を撮るときにぬいぐるみも一緒に映す」

などという形できちんと具体的に書いたものを渡すことで、最終的な漏れを防ぐことは出来ます。

ただし、多くの式場がそういったリクエストに関して制限を設けていることが多いので、その点はプランナーに確認しておきましょう

(例えばリクエストは3つまでです、などの制限があったり、リクエスト自体が有料オプションだったりするわけです)

 

まとめ

結婚式場でもめるとなると、基本的に全て「お金」のことです。それも結婚式なので金額が大きいため、トラブルも大きくなってしまうのです。ただし、そのほとんどは未然に防ぐことが出来ます。冷静にきちんとポイントをおさえて、聞くべきことを聞いておくことで「そんなこと聞いてない!」なんてトラブルは防ぐことが出来ます。

また、相性のいいプランナーにめぐり合えるかどうかは運まかせなところがありますが、人間と人間ですからもちろんぶつかってしまうこともあります。

一生に一度の結婚式ですから、後悔のないようにしましょう。「言いにくいな」と思って我慢したとしても、その我慢を結婚式当日までずっと続けていくことになるのです。

まずはおふたりが、ストレスのない状態で楽しく前向きに理想の結婚式を形にしていける、そんな土台が必要です。