見積りだけでは分からない結婚式の費用についての7つの事実

結婚式場を検討するときに気になるのはやっぱりお値段ではないでしょうか。一番初めにお見積もりを出してもらったところで、「結局いくらになるのか想像もつかなくて怖い!」と思う方も多いでしょう。今回は、結婚式場から一番初めにもらう見積もりの見方、そしてディスカウントをしてもらう小技まで、元ウエディングプランナーの私だから分かる、知っておいて損はない「お得なウラ情報」をまとめてみました!

 

事実①結婚式場の見積もりは結構無意味である

 

まず、はっきりと言います。最初にもらう結婚式場の見積もりは、ほとんど意味がないものです。式場見学に行くと、案内してくれたウエディングプランナーに、見積もりを出すことを渋られたことはありませんか?

これには複数理由があるのですが、まずは「後で金額が大幅に変わってしまうものなので、あまり下手に金額のイメージを植え付けたくない」という気持ちによるものです。一例として見積もりをカップル様に渡したとしても、やはりどうしてもその金額はイメージの中に深く刻み込まれてしまいますよね。それによって、あとから追加で費用がかかるときに、「最初あんなに安かったのに」という気持ちになってしまうのです。

 

また、もう一つの理由として、「競合他社に見積もりで勝負したくない」ということが挙げられます。結婚式場側も価格破壊が進み、式場によっては「とにかく安く!!!」というところにコミットし、見学に来られるカップル様に、金額ではどこにも負けないようなお見積もりを出している式場もあるのが現実です。

 

ただ安ければいいということではないことは、お分かりかと思いますが、結婚式には莫大な費用がかかるため少しでも安く申し込みが出来る式場はやっぱり魅力的に映りますよね。

なのでお見積もりは出来ることならばあまり渡したくないのが式場側の思いなのです。そして、お見積もりを作成するにせよ、あくまでもこの時点でのお見積もりは詳細が何も決まっていない状態でのお見積もりになるので、本当に完全なる概算であって、結局なんの参考にもならないようなものだといっても過言ではないでしょう。

 

最初に出された見積もりに、あまり意味を見出さないほうがいいのです。こればかりは、誰のせいでもありません。打ち合わせをしていくことで、金額がどんどん決まっていくものなのですから。

 

事実②複数の式場を検討するときには見積もり持参でディスカウントをゲットできる

 

複数の結婚式場を検討しているときに、やはりそのお値段も気になるところでしょう。それぞれの結婚式場を比較する際に、お見積もりを比較するというやり方は、非常に賢いやり方だと言えます。

 

プランナーとしては、ライバルの式場に負けたくないところがあるため、同じ条件(人数や日どり)でお見積もりを作成した際に、ライバルの式場が5万円、10万円安かったとすると、ここでディスカウントをしてでも検討から外されたくないわけです。

ですので、多くの場合、このようなことが起こった時にはその差額分はディスカウントすることが多かったですね。つまり複数の式場を検討しているのであれば、必ずそれぞれの式場にてお見積もりを出してもらい、それらを別の式場に持参するのが効率的と言えるでしょう。

 

事実③仏滅を狙ったところで安くはならないところが多い

今の時代、お日柄を気にして結婚式の日どりを決めるというのは極めて稀です。とはいえ、気分的に仏滅よりは大安の日に結婚式をしたいと思うのが多くの人の考え方ではないでしょうか。

 

プランナーをしているとよく、「仏滅とかって安くなりますか?」と言われることがありますが、答えはNOです。仏滅だからと言って安くなるということは基本的にありません。一昔前までは、結婚式場側にも仏滅プランなど、お日柄の良くないところを上手く販売していくためのプランがあったのですが、今はそういう式場はほぼ無いでしょう。

 

ですが、仏滅よりも大安の方がディスカウントがしにくいことは事実です。つまり、大安吉日の結婚式は人気があるので、敢えてディスカウントをしなくても売れるという考え方です。そうなってくると式場側もディスカウントをする意味がなくなります。つまり、大安はやはり結果として高くなってしまうというのは嘘ではないということです。

 

事実④実はいいこと尽くめの平日結婚式

 

結婚式を土日祝日にするというのは、もはや当たり前になっていることですが、平日でも結婚式が出来るのはご存知でしたでしょうか。実を言うと、平日の結婚式には良いことがたくさん詰まっているのです。そのメリットについて触れておきたいと思います。

 

メリット①ディスカウントしてもらえる可能性が高い!

平日に結婚式をするカップルの割合は全体の3%もありません。ということは、結婚式を平日にすることを検討してくれるカップル様というのは式場にとってはかなりありがたい存在なのです。式場によっては、「平日ウエディングプラン」など、お得なプランを平日結婚式限定で用意しているところもあります。

主に、サービス関連のお仕事をされている新郎新婦様の結婚式は、ゲストもその関係が多くなるため、案外平日でもそれほど差し支えなかったりするのです。それで金額もお安くなるなら良いことばかりですよね!

 

メリット②他の結婚式がなく、ゆっくり貸し切りでの結婚式が出来る

平日の結婚式の場合、多くの結婚式場が一日一組で受けています。ですので他の結婚式と重なるということがないのです。何が言いたいかというと、結婚式はどうしても一日に複数組のカップル様が行っていることが多いため、他の結婚式のゲストと一緒になってしまったり、式場自体が多くの人たちでごった返すことは避けられません。

しかし、平日の結婚式であれば基本的に他の結婚式は行われていないケースが多いので、かなりゆっくり貸し切り感を存分に味わいながら結婚式を行うことが出来るのです。ホテルでの結婚式の場合はなおさらです。一般宿泊客も平日と土日では全くその数が違います。

 

メリット③敷地内のありとあらゆる設備が思う存分使える

結婚式場には、写真を撮るために様々なスポットが用意されていることが多いです。お庭だったり、ちょっとした可愛らしい風景をバックにお写真が撮れる場所だったり、いろいろあります。こういった施設でお写真が撮れる時間というのは、基本的にかなり制限されているのが現実です。

写真にこだわりたいカップル様はたくさんいらっしゃいます。さまざまな式場内のスポットを、土日祝日の結婚式と比べると、心ゆくまでゆっくりと使うことが出来るのも、平日結婚式の良いところです。つまりは、「もうお時間です!」と急かされることが少ないということです。

 

いかがですか?平日休みのご職業の方、是非平日の結婚式も検討してみられてください。その価値は十分にありますよ。

 

事実⑤結婚式場はギリギリの予約がおすすめ

 

結婚式の予約を入れるのは、通常挙式からさかのぼって半年前くらいが平均ではないでしょうか。この予約を入れるタイミングというのが、実は大きなカギとなるのを皆さんはきっとご存知ないかと思います。

 

簡単に言うと、「結婚式は直近の予約でものすごいディスカウントが得られる」ということです。

 

これは単純なことで、結婚式場としても予約が埋まらないということは避けたいので、なるべく予約ですべて埋まっている状態にしたいという思いがあります。そして、多くの方が予約をされるであろう半年前を切ってから、5か月前、4か月前と予約が埋まらないままに進んでしまうと、式場としては、「費用を安くしてでも、この日にちのこの時間帯を販売したい」となるわけです。

そして、3か月前を切る頃が一番狙い目です。なぜかというと結婚式の準備は、3か月あればしっかり落ち着いて作り上げていくことが出来るからです。これよりギリギリになると、準備も大変になってしまいますが、3か月前なら大丈夫です。

 

というわけで、本当にとにかく費用を抑えたいのであれば、挙式日から3か月前くらいに予約するのが賢明でしょう。ですが、気を付けなければならないのが、「このタイミングだともちろん希望の日時の予約が取れないリスクがある」ということです。よって、挙式を上げたい希望の日時が具体的に決まっている場合は、早めの予約をするほかないでしょう。

 

事実⑥即決するメリットは大きい!本命の式場は最後に見に行くべき

結婚式場を検討されるカップル様のほとんどが、「2軒もしくは3軒の式場を検討し、そこから1つに決める」というパターンです。もちろん初めて見学に行った式場で即決することもありますが、多くは複数を検討しているようですね。

 

そして、冒頭にお伝えした通り、お見積もりを持参して複数の会場を比較し、そこでディスカウントをしてもらえたりするわけなのですが、ほとんどの結婚式場で「即決特典」があります。つまり、初めてその結婚式場を見学に来て、その日に契約することで適応されるのが即決特典なのですが、これがどんなディスカウントよりも大きいケースがほとんどです。数十万のレベルで値引く式場もあります。

 

結局は、ライバルの式場にとられないようにするための策なのですが、これを使わない手はありません。なので、もしも候補の式場が3つあるとするならば、そのうち2つの式場には即決特典が魅力的であっても、「3つ全て見るまでは決められません」と言って、一旦は持ち帰るということになります。

こう考えると、検討している式場の中でも一番本命の式場は、最後に回った方が良いということになります。そうすれば、2つの式場のお見積もりを持参出来ますし、さらにはその本命の式場の当日即決特典も適応してもらえるのですから、最大限の値引きが期待できるということです。

 

事実⑦契約前が値切り交渉の唯一のチャンス

 

結婚式を少しでも安く上げたい、少しでも値引いてもらいたい、と考えるのは皆同じです。私はプランナーになりたての頃、「同じ式場で結婚式をするのに、こんなに金額がカップルによって違うんだ」という事実に結構驚いたのを覚えています。

つまりは、全く何のお値引きもなしに決定してもらうケースもあれば、あれこれ山ほど特典やディスカウントを付けて決定してもらうケースもあり、その両者を比べると結構な金額の差があるということです。

 

何にせよ、結婚式というのは、式場決定後の数回のお打合せの中で、内容を決めていき、その結果金額も変わってくるものです。選ぶウエディングドレスや、選ぶフルコース料理のランク、ブーケのデザインなどたくさんのオプションを決めていくわけです。ただ、その過程で「このコースが良いけれど、ちょっと安くしてくれませんか?」などのディスカウントはほぼ出来ません。

結局「その結婚式場に申し込みをする」その瞬間以降は、値引きのチャンスはないと思ってください。その前にどれだけうまく立ち回り、少しでもディスカウントや特典を付けてもらうかということが極めて大切になってくるのです。

 

結婚式場を選ぶことは簡単ではありません。たくさん素敵な式場がある中で、まずひとつに絞らなければなりませんし、その上で費用のことも考えなくてはならないからです。ですが、最初に例えば5万円お値引きがあったとします。そうすればその5万円を何か他のことに使えるということは思った以上に価値のあることなのです。

例えば、予算オーバーであきらめるしかないはずのウエディングドレスも、このディスカウントがあることで選ぶことが出来たり、ワンランク上のアルバムをセレクトすることが出来たりするわけです。なので、一番初めに少しでもお得にお申し込みが出来るように、頑張りましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は費用の話ばかりになりましたが、ウエディングプランナーだからこそ分かる「ディスカウント交渉の仕方」など参考になれば幸いです。

結婚式は、かかる費用が莫大なので、お見積もりなどを見たところで、あまりピンとこないですし、その時点では数万円のディスカウントの価値も分かりづらいことと思います。ですが、いざお打合せが始まると、そこからは細かいオプションを決めていくことばかりですので、契約時のディスカウント分が「あの時少しでもディスカウントしてもらえて本当に良かった!」と絶対にその価値を感じる瞬間はやってきます。

  皆さんも、賢くそして少しでもお得に、結婚式場の予約が出来ますよう、心より応援しています!