結婚式でこだわりのアイテムというと、「持ち込みアイテム」をイメージされる方は多いと思います。なんといっても、自分たちらしく好みでチョイスした持ち込みのアイテムは、一生に一度の結婚式に是非取り入れていただきたいアイテムです。オリジナリティを重要視すると、必然的に「持ち込み」を検討されることが多くなりますよね。ただ、何でもかんでも持ち込めばいいということではありません。持ち込むことによってリスクを生むこともあるのです。

それでは、実際にどのようなアイテムなら持ち込むことでメリットがあるのでしょうか。そして逆に持ち込まないほうがいいアイテムにはどのようなものがあるのでしょうか。

  今回は元ウエディングプランナーの私が、プロの目線で「持ち込むべきアイテム」と「持ち込むべきでないアイテム」についてまとめていきたいと思います。これからの結婚式づくりに、是非参考にされてくださいね

 

結婚式において持ち込みが基本的にNGとされているものは何?

さて、まず持ち込みについてですが、ルールは会場によって違います。ただ多くの会場が、下記の4点についてはNGもしくは、OKであっても割と厳しいルールを設けていることが多いので、まずはその4点に触れておきましょう。

 

①   飲食物は基本NG!

結婚式場がホテルであれ、専門式場であれ、当日その場で口にするものは持ち込みがNGの場合がほとんどです。私が以前担当したお客様で、新郎様がパティシエだからウエディングケーキを持ち込みたいと言われたことがありましたが、もちろんこれもお断りです。

 

お分かりだと思いますが、衛生面の問題があるので簡単にOKすることが出来ないのです。これはどれだけ粘っても認めてもらえることはないので、素直にあきらめましょう。

ただし、その場で口にすることのないものであれば持ち込みが出来るケースもあります。例えば、プレゼントとしてラッピングした小さな手作りクッキーを皆にプレゼントしたい!なんていうリクエストであれば、希望はあります。担当プランナーに是非相談されてみてくださいね。

 

②   生のお花はNG!

ほとんどの結婚式場でNGとされているのが、お花関係です。結婚式においてお花はかなり重要なアイテムですし、金額もなかなかのものですので、安くするために造花を持ち込みたいというカップル様も結構いらっしゃいました。

花嫁さまの手にもつブーケや、そのブーケに合わせたヘアアクセサリー、さらには会場装花としておふたりが座られる披露宴会場のメインテーブルや、参列者の皆様にお座りいただくテーブルにも、お花は使われます。

そして、皆さんが想像する以上にこのお花の装飾が、パーティー会場の雰囲気全体を大きく左右するのです。もちろん、花嫁さまの手にもつブーケもとっても重要です。お色味がピンク系やパステル系だととても可愛らしい雰囲気になりますし、逆にはっきりした色合いだと凛々しく大人っぽい雰囲気に一気に変わります。

 

場合によっては、造花の持ち込みであればOKという会場もあるようなのですが、結婚式に造花を使うことは私は個人的にあまりおすすめしません。お花はやはり、生のお花だからこそ、さらに美しく高級感を感じさせるのです。

 

③   カメラマンや司会者などもNGの会場がほとんど

実際にウエディングプランナーをしてきて、これまでいちばん多くお客様とトラブルになったのがこの点ではないでしょうか。いわゆる「人」の持ち込みです。結婚式場は、それぞれの式場でそれぞれに契約している司会者やカメラマンがいる場合がほとんどです。

友人がカメラマンだからその人に頼みたい、司会者は知り合いに頼みたい、という気持ちはとっても分かりますが、基本的に断固お断りというところが多いです。そしてもし持ち込みがOKであっても、かなり高額の持ち込み料が発生することになるでしょう。

 

式場としてはそこまでして、持ち込みを防ぎたいのが、こういった「人」の部分なのです。

 

④   衣装持ち込みは条件によってはNGの場合もある

ウエディングドレスとタキシードは、結婚式においてとっても大切なアイテムのひとつです。中でもウエディングドレスにこだわる花嫁さまは多く、結婚式場を決める前の段階で「このドレスが絶対着たい!」という強いこだわりを持っている方もいらっしゃいます。

 

多くの結婚式場で、衣装は持ち込み自体は認められるケースが一般的ではありますが、場合によっては持ち込みNGのケースもあります。それはどういうケースかというと、「格安のキャンペーンを適応して契約した場合」や、「期間限定のプラン」で申し込みをされた場合です。つまり、お得にお申し込みが出来る代わりに、自由度が少し奪われてしまうということですね。

 

持ち込みOKのアイテムとそれぞれの「持ち込みおススメ度」

さて、それではここからは「どんなアイテムなら持ち込む価値があるのか、持ち込まない方が良いものは何か」についてまとめていきましょう。

 

①   ペーパーアイテム・・・(持ち込みおススメ度→高)

ペーパーアイテムとは、招待状や席次表そして席札といったアイテムの総称です。お食事のメニューの載ったメニュー表を準備される方もいらっしゃいますね。このようなペーパーアイテム類はお持ち込みでオリジナルのものを準備すると、結婚式を自分の手で作っていく感覚も味わえてなかなかいいものですよ。

 

全てを手作りされる方も非常に多いのですが、案外大変な作業になります。一番大変な招待状に関しては、返信用はがきや、招待状自体の文面など、手作りをする上で難易度が高いので式場にオーダーして、一番簡単な席札やメニュー表だけ手作りされるパターンも多いですね。

 

席札やメニュー表は、当日の披露宴会場のテーブルに飾るものなので、参加されるゲストの目にも留まりますし、オリジナリティを出すにはピッタリです。全てのペーパーアイテムをお揃いのデザインにして統一感をもたせると良いでしょう。

 

②   披露宴で使用するムービー・・・(持ち込みおススメ度→高)

結婚式のアイテムの中で、結構金額が高いのがムービーです。ムービーと一言で言ってもいろいろなムービーがあります。

いろいろなムービーがある中で、一番手作りでの持ち込みが多いのが、新郎新婦の生い立ちを収めた「プロフィールムービー」です。当日のムービー撮影はやはり式場にお任せするのが一番ですが、披露宴で流すプロフィールムービーは手作りもしくは違う業者を探して少しお安めに作ってもらったものを持ち込むというのも良いでしょう。持ち込む際のメリットとしては、「手作りの行程を楽しめる」という点、もし他社に外注する場合でも「費用を抑えられる」という点が挙げられるでしょう。

 

注意すべき点としては、必ず式場の機材で事前に映像チェックをしておくことです。当日何らかの原因で流れないなんてことがあったときには大変なことになります。家庭のDVDプレーヤーで再生できても、式場で流れないということは実際に何度も起こった話です。

 

③   キャンドルサービス用のキャンドル・・・(持ち込みおススメ度→中)

披露宴の定番演出と言えるのがキャンドルサービスです。近年ではキャンドルリレーという演出も多いですね。キャンドルの炎は幻想的でロマンチックな雰囲気です。結婚式と言えばキャンドル演出、そんな定番演出に欠かせないのがキャンドルです。

 

ただ、このキャンドルが結婚式場でオーダーすると結構お高いのです。会場装花とセットで販売されているケースも多く、その場合は持ち込みがNGだったりもするのですが、持ち込みがOKの式場もあるようです。特に、キャンドルリレーの場合、キャンドルをゲスト全員分用意する形になるのでかなり大量のキャンドルが必要になるわけですが、これは持ち込みが出来るケースがほとんどです。

ひとつあたりはそれほど差がつかないかもしれませんが、トータルで考えると金額も変わってきます。持ち込みを検討する価値はあると言えるでしょう。

 

④   披露宴お開きの時に使用するお見送り用プチギフト・・・(持ち込みおススメ度→高)

多くの場合、持ち込みアイテムは式場としては正直あまりうれしくないものがほとんどではありますが、それはリスクを伴うことが多いからです。そんな中でもおすすめしやすい持ち込みアイテムがこちら、「プチギフト」です。

 

披露宴がおひらきになると、新郎新婦カップル様がギフトを渡しながら参列ゲストの皆さんをお見送りしますよね。そのギフトのことです。これは持ち込む方がとても多いです。いろいろとユニークなプチギフトを持ち込んでいらっしゃいました。

中でも可愛かったのが、新郎新婦様のイニシャルの入ったアイシングクッキーや、新郎新婦様の名前入りのチロルチョコなんかは微笑ましくて素敵でしたね。おふたりらしいプチギフトを、持ち込みで検討されてみるのもおすすめですよ。

 

⑤   ヘアメイク、カメラマン、司会者など・・・(持ち込みおススメ度→低)

さて、前半にも少し触れましたが、ヘアメイクやカメラマンそして司会者などの「人」の持ち込みについては基本的にNGの会場がほとんどなのは事実です。

しかし、どうしても!という強い要望の場合には持ち込み料を支払えば特別にOKのパターンもあります。私もこれまでに、ヘアメイクやカメラマン、ビデオマン、司会者などの持ち込みの対応をしたことはあります。

このことについては、はっきりと皆さんに伝えておきたいのですが、はっきり言っておすすめは出来ません。なぜでしょう。それは、「トラブルのもとになるから」です。

 

結婚式場が専属の司会者や、カメラマンを契約しているのには理由があります。専属のスタッフだからこそ会場の裏側まで知り尽くしているわけです。一生に一度の大切な一日を、些細なミスでぶち壊してしまうリスクは本当に恐ろしいものです。「カメラマンは友人に頼みたい」とか「どうしても頼みたいメイクさんがいる」という気持ちは分かります。しかし、安易にそれをやってしまうのは良いことばかりではないということを分かっておく必要はありますね。

 

特に司会者の持ち込みの場合には、会場のルールを熟知しておく必要があります。司会者は披露宴を取り仕切る大切な役割です。司会者のやり方次第では、会場の使用時間をオーバーしてしまうこともあり得ますし、それによって超過料金が発生することもあります。そのあたりも注意が必要ですね。

 

⑥   衣装・・・(持ち込みおススメ度→低)

憧れの衣装を着たい!というのは女性のこだわるところです。憧れのブランドのドレスをチェックしたり、憧れの女優さんの着ていたドレスをチェックしたりするのが楽しいですもんね。

これもまた難しいところですが、ウエディングドレスを持ち込むことを考える花嫁さんに知っておいていただきたいのは、「ウエディングドレスの持ち込みは、万一のトラブルに対応できない」というところです。

 

万が一のトラブルというと、一体どういうことがありえるのでしょうか。ウエディングドレスはとっても繊細な素材で作られており、ほんの少し引っかけてしまっただけでほつれてしまったり破損してしまったりするわけです。

もしも式場提携のドレスショップでの手配であれば、何があってもサポートがついています。突然ドレスに不具合が見つかっても、きちんとその場を凌げるように対応をしてもらえるという安心感はやはり大きいです。

 

憧れのドレスを着たい!と思う願望を優先する前に、それに伴うリスクもきちんと理解しておく必要はありますね!

 

まとめ

今回は、皆さんに持ち込みアイテムのお話をさせていただきました。ウエディングプランナーをしていると、結構持ち込みによるトラブルを見かけるものです。

持ち込むことによってデメリットになるお話が少し目立ってしまったかもしれませんが、もちろん持ち込みアイテムを取り入れるメリットもたくさんあることを忘れてはなりません。

手作りアイテムやオリジナルのアイテムが目に入ると、「なんだかほっこり」出来るのです。参列者の目から見ても、席に着いたときに手作りのペーパーアイテムが目に入ったり、手作りのムービーを見たりすると、おふたりらしさを感じられるものです。

 そんなおふたりの色を出せる、素敵な持ち込みアイテムを、

おふたりで考えてみるのも結婚式づくりの楽しみの一つにしていければいいですね!

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