ウエディングプランナーをしていると、「このカップルは本当に段取りが良いなぁ」と感心することもあれば、「このカップルはいつも何もかもギリギリだなぁ」と思うこともあります。段取り良くやるにも、結婚式は皆が初めての経験ですので、そう簡単なことではありませんよね。

  今回は、ウエディングプランナーだからこそ分かる、「結婚式の準備の上手い進め方」について書かせていただきたいと思います。是非参考にされてくださいね。

 

結婚式場を決める前に決めておくとスムーズなこと

結婚式場を決めるところから、結婚式の準備は始まっていきます。ここがスタートではあるのですが、実は式場を始める前に、すでに先回りして考えておくべき3つの項目があるのです。これをやっておくか否かで式場を決定していく際の流れが変わってきます。つまり先にこれらの項目について考えておくと、とってもスムーズに式場決定が出来るというわけです。

 

その①日にちと時間帯

まずひとつ目が、こちらです。よく式場見学にいらしたカップル様から、「日にちは全然まだ決めてなくって」と言われることがあります。実はこれ、順番としてものすごく間違っているのです。なぜかというと、日にちと時間帯が決まっていなければ、何も決められません。結局式場を気に入っていただいたとしても、「で、いつにしよっか」という部分が決まらない限り、式場の空き状況もお伝え出来ませんし、お見積もりも作成できません。

 

ここで全てストップしてしまうのです。式場見学に行く前に、予めある程度の候補日を決めておくと良いでしょう。さらにはその時間帯もおおよそのイメージをもった上で式場見学に行かれることで、より具体的な案内が出来ますし、実際に決定する際もスムーズに事が運びます。

 

その②人数を決める

結婚式の人数が決まっていないというケースは本当に多いです。「まだそこまで具体的には考えてなくって・・」という気持ちは分かりますが、人数が分からないというのは思う以上に障害になります。

 

なぜなら、全ての結婚式場のパーティー会場やチャペルは、人数制限を設けています。もっと言えば、人数によって案内できるパーティー会場が変わってくるわけです。例えば50名定員のパーティー会場を気に入ってくださったカップル様がいたとして、「あとあと人数を考えたら60名でした」なんてことになれば、せっかく気に入ってくださった会場でのパーティーは出来ません。となると無駄になってしまうわけです。

 

多少の誤差は良いのですが、ある程度の目安人数は答えられるようにしてから見学には行かれるようにしましょう。

 

その③おおよその予算

これも大事なところなのですが、おおよその予算イメージを持っておくことも大事だと言えます。全く何も調べない状態で、式場見学に来られる方も多いのですが、やはり予算のイメージをある程度もってからいらっしゃるカップル様は、決断が比較的早いです。これは1軒目の式場見学では難しいところですが、2軒目や3軒目となると、ある程度のイメージを持つことは出来るでしょう。

 

大体何名程度で、予算をいくらくらい、とイメージしてから式場見学に来られると、驚くほど話が早いです。

 

結婚式場が決まってから打ち合わせが始まるまでにやっておくべきこと

結婚式場が決まるのは、おおよそ平均して式から半年前くらいが多いのではないでしょうか。そうなると、式場を決めてからお打合せが始まるまで少し中途半端な間があるのですが、この時にやっておくべきことがあります。

というより、「この時にやっておくと、後が格段に楽になる」と言った方が正確ですね。それではその6つのポイントを見ていきましょう。

 

その①ウエディングドレスを決める

まずこちらです。衣装ですね。ウエディングドレスは、基本的には結婚式場と提携しているドレスショップをすすめられることが多いかと思います。そしてそこで試着をしながら、お気に入りの1着を見つけるわけですが、この「ドレス選び」に関しては早いに越したことはありません。なぜなら、いざ打ち合わせが始まるときにはウエディングドレスは決まっていた方がいいからです。

 

なぜだか分かりますか?ウエディングブーケや、ヘアスタイル、会場のセッティングなどのすべてが、ウエディングドレスに合わせてコーディネートしていくべきもので、つまりドレスが未決定だと何も決めることが出来ないからです。

だからこそ、打ち合わせが始まる挙式3か月~4か月前には、ウエディングドレスは決まっている状態にしておく必要があるということです。

 

その②新居をどうするか決める

なぜここで新居の話が出てくるのか不思議に感じた方もいらっしゃることと思いますが、実はこれ、招待状と密接な関係があるのです。

 

招待状を作成するとき、返信用はがきを同封しますよね。これの送り先にどこの住所を設定するかでとても悩まれるカップル様がいらっしゃいます。なぜなら、新居は決めたが引っ越しの日どりが分からず、招待状の返信先に新居を設定して大丈夫なものか判断に困る・・という状況になるからです。

こういうことにならないように、早い段階で新居の引っ越し関連はスケジュールしておくようにしましょう。それによって招待状作成がうんとスムーズに運びますよ。

 

その③人数を全て書き出しリストを作る

式場が決まってから打ち合わせが始まるまでに、人数を正式に書き出しておくことはとっても大切です。なぜなら、初回のウエディングプランナーとの打ち合わせで、絶対に聞かれるのがこれだからです。参列者は何人の予定ですか?この時点で、全ての参列者の名前を書き出してリストにしてこられるカップル様もいらっしゃれば、全く手つかずの場合もあります。

 

人数がきちんと具体的に分かっていれば、披露宴の人数として反映させ、より具体的なお見積もりも作成することが出来ますし、招待状の必要枚数も数えればはっきりとした数字で出すことが出来ます。初回の打ち合わせでここがスムーズに行くと、プランナーとしてもとても進めやすいですし、カップル様も「内容の濃い打ち合わせだったな」と思えるはずです。

 

その④祝辞・乾杯の発声や祝辞の挨拶を誰にお願いするかを決める

後で楽をするための小技ですが、この「祝辞や乾杯の挨拶」を誰にお願いするかということも、決めておければ良いでしょう。それによって後になって慌てて考える必要がなくなります。

 

披露宴において、このような挨拶ごとは結構重要な役割ですので、早め早めに決めておいてご本人様にも早めに伝えてあげると親切ですよ。

ついでに友人スピーチなども考えておくと良いでしょう。もしあなたが、結婚式間際になって「スピーチしてくれない?」と言われたら、正直「えー!そんなに急に言われても困る・・・」と思いませんか?何事も早め早めにお知らせしましょう。

 

その⑤余興についてお願いする人を考えておく

これも④と同じようなことになるのですが、つまりは「人を巻き込むことは、早めに決めておこう」ということです。何せ、余興って結構オオゴトですよね。新郎側と新婦側でそれぞれ友人様たちの余興を入れるというケースが多いですが、最近は余興の内容も凝ったものがとっても多いです。

 

披露宴の内容は基本的に挨拶余興ムービー上映テーブルラウンドです。このポイントを押さえておけば簡単に披露宴の内容を組み立てることが出来るのですが、中でも余興はとっても考えるのが大変なものですから、お願いする友人様には是非早めに依頼しておきましょうね。

 

その⑥BGMのリストを作り始める

カップル様がとっても悩まれるのがこれです。BGMリストです。何も全ての場面でBGMを自身で設定しなければならないというわけではないのですが、下記のタイミングは最低限おさえておきたいところです。

・新郎新婦入場

・ケーキカット

・お色直し退場

・お色直し入場

・新婦の手紙朗読

 

よく、「披露宴の内容が分からないのに、BGMなんて考えられない」という人がいますが、そういうことでもありません。上記のポイントだけでも先に考えておくと非常に便利ですし、後になって「あれもこれも決めなきゃ」と追われることを防ぐためにも、早めに決めておくのがおススメです。

 

ちなみに、結婚式において音楽は、雰囲気全体を大きく変えることが出来る重要な要素のひとつです。おふたりのイメージされるウエディングに合った音楽を、思いを込めて選んでいただきたいですね。

万が一、後になって心変わりしたところで、何度でも変えられますからね。早めに選んでおいて損はありません。

 

打ち合わせが始まってからの注意点

さて、いよいよ本格的に担当プランナーとの打ち合わせが始まりますが、この時に注意するべき3点をお伝えしたいと思います。というのも、これが上手くできていないカップル様ほど、準備の進捗が悪く、挙式の直前まであれこれとバタバタ忙しくされている傾向があるからです。

そうならないためにも、下記の3つ(とっても基本的なことですが)は守っていきましょう。

 

その①プランナーから出される宿題はきちんと早め早めに済ませる

ウエディングプランナーとの打ち合わせはおおよそ3回から4回です。これが月に1度のペースで組み込まれるのですが、毎回毎回宿題が出るのです。それも後半になってくると、結構量が増えます。

・披露宴の内容について考える

・食事の内容について決定する

・引き出物、誰に何を渡すかを決定する

・席次を決める(誰がどこに座るかです)

 

こういうレベルになってくると、宿題もなかなか大変になるのですが、こういった宿題は必ず期日を守って済ませるようにしましょう。例えば、プランナーが「○○日までに席次表を出してください」と言ったとします、この期日には意味があるのです。

結婚式は、たくさんのアイテムをいろんな会社にオーダーして作り上げていくものですから、期日はとっても大切なのです。それぞれに設けられた期日が遅れると、あなたからプランナーへ、プランナーから各業者へ依頼されるのが遅くなってしまいます。結果全てに遅れが生じてしまいます。

 

早めに取り掛かり、遅れのないように確実に済ませていきましょうね。

 

その②新郎新婦で役割分担する

これが出来ているカップル様は素晴らしいです。例えば「これは僕がする」「これは私がする」というように、結婚式準備の段取りを手分けしていると、非常に効率が良くなります。

よく目にするのが、「新婦様がほとんど準備に時間を割いて、新郎様は全く・・・」というカップル様ですが、これだと新婦様に負担がかかりすぎてしまいます。一緒に作っていくべき、2人の結婚式ですから、2人ともがきちんと役割をもって準備していけると良いですね。

 

その③手作りアイテムの作成早めにやろう

手作りアイテムの王道と言えば下記のアイテムです。

・ウェルカムボード

・ゲストの席札(メッセージ付き)

・ドリンクメニュー、お食事メニュー

・受付に飾る2人の写真を飾ったボードなどのグッズ

こういったものの準備は、早めに取り掛かるのがおすすめです。たまに挙式前日になって「徹夜で仕上げてきたんです・・・」と言って、席札を持ってこられるカップル様がいたりしますが、まぁ見てられないですよね。

 

これまでに書かせていただいたことを、きちんと守っていただけるのであれば、こんな大変なことになることはまずありません。ひとつひとつを順序だててやることが大切なのです。

手作りアイテムは特に、心を込めて作ることに意味があります。慌てて時間に追われていては、思いのこもったアイテムはなかなか出来ませんよね。

 

まとめ

結婚式は一生に一度の大切なイベントです。限られた期間の中で、最高のものを作り上げたい、皆さんその思いは同じだと思います。

ですが、時間に追われると人間はどうしても雑になってしまい、結婚式の後になって「あれもやっておけばよかったな」という後悔の念が出てくることもあります。

こうならないために、せっかくの大切な結婚式ですから、段取り良く準備していくことを心からおすすめします。段取り良く準備することによって、本当におふたりが求めるものを「結婚式」というひとつのカタチにすることが出来るようになるでしょう。

  おふたりが、理想をそのまま現実にしたような結婚式が出来るよう、応援しています!

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