結婚が決まったら、当たり前に結婚式場を選んで結婚式に向かって準備をしていくのが普通の流れではありますが、近頃では結婚式に対して消極的なカップルも増えてきています。

なぜこのようなことになっているのでしょう。

今回はその理由と、結婚式を挙げることのメリットデメリットについて、元ウエディングプランナーの私の思うことを書いてみたいと思います。

結婚式をしないという選択肢を選ぶ人が増えている理由は何?

ウエディングプランナーとして仕事をしていると、良く聞くのが「結婚式をするかどうか結構悩んでたんですよね」という意見です。

結局のところ結婚式をすることに決めている人たちの声ではありますが、このようなカップルに、「なぜ結婚式をしないという選択肢も検討していたのか」ということを聞いてみた結果、理由は主に下記の3つでした。

 

理由①結婚式自体にあまり興味がない

結婚を決めるカップルの皆が皆、結婚式にものすごく興味を持っているかというと、そういうわけでもありません。

特に、年齢層高めの30代を過ぎたカップルは、結婚式に対してあまり夢を抱いていないことが多いです。

 

分からないでもないのですが、やっぱりその理由を聞いてみると「なんか結婚式って恥ずかしいんですよね」とか、「年も年だしなんかそこまで派手にやりたくないんですよね」というような意見が目立ちます。

つまり、結婚式はとってもきらびやかで、豪華な場所なので、自分たちがそこの主役になることに対して「気恥ずかしい」という気持ちがあるということです。どちらかが再婚のケースもこういう意見をよく耳にします。

結婚式自体は素晴らしいイベントだけれど、自分のこととして考えると「なんかちょっと違うかも」となるのでしょう。

 

理由②結婚式には興味があるが、予算がキツイ

一番多いのがこれではないでしょうか。結婚式を挙げることに対してためらう理由として「あんまりお金をかけるのが気が進まない」というのは常にあります。

何百万円も費やして結婚式を行うことに対して、「そこまでしてやりたいかと言われるとそうでもないかも」と思うのでしょう。

結婚式自体、どう安く抑えようと思ってもやはり数百万円単位で費用の掛かるものですので、これもうなずけます。よほど結婚式を挙げたいという気持ちが強くない限り、ちょっとためらってしまうのも無理もありません。

結婚式って、本当にお金がかかりますもんね。実際にかかる費用について細かく分析していって、さらにご祝儀で見込める金額まで計算していくと、実際にカップルが負担する金額はそれほど多くならないケースもあります。ですが、初めに結婚式自体にとりあえず数百万という費用が掛かることには変わりはありません。

結婚式に対する興味があるものの、「そこまでしてやらなくていいや」という気持ちになってしまうカップルが多いのも当然と言えば当然でしょう。

 

理由③海外にハネムーンに行きたい!

結婚が決まったら、決めないといけないことは他にもたくさんあります。新居の場所だったり、ハネムーンの行先だったり・・・。これらにもそれなりに費用がかかりますよね。

ですが、まずハネムーンというのはカップルからしてみれば、とっても楽しみなことのひとつです。これを「やっぱりやめておこう」という風にはあまりなりませんよね。

 

海外にハネムーンに行くのが定番になっている、日本のハネムーン事情ですが、これにはやはり理由があります。

このタイミング、つまり結婚のタイミングで取得することが出来るハネムーン休暇を利用したいという人が多いからでしょう。

何せ、日本という国は本当に休暇がとれません。取れて3日間5日間レベルの休暇ですから、海外旅行に行きたくともなかなか行けないのが現状です。そんな中、唯一人に気をつかわず堂々と休みが取れるのが、結婚休暇なのです。この時ばかりは人に対して「悪いな・・・」と思う必要もありませんし、まさに大きな顔をして休みがとれるというわけです。

悲しいことにこんな時にしか思い切った旅行は出来ないため、結婚するカップルにとってハネムーンは一大事ですし、ここぞとばかりにハワイやヨーロッパなど、日数をかけないと行くことが出来ないような場所に旅行に行くというのは理解が出来ます。

 

ここにかける予算は平均してふたりで60万円ほどになるため、結構な出費と言えるわけです。というわけで、結婚式自体にお金をかけるくらいなら、ハネムーンを奮発したい!という考え方のカップルが増えているのです。

 

結婚式をすることのメリットは?

結婚式をすることに対して、「お金がかかるから」とか「ハネムーンにもっと重きを置きたい」とか、いろいろな理由でちょっと後ろ向きなカップルが増えているのは事実です。ですが、結婚式って果たして実際のところどうなのでしょう。

 

結婚式をするとしないとでは、何がどう違うのでしょう。「結婚式をするのはやめよう」と考える前に「結婚式を挙げることの本当のメリット」を皆さんに知っていただきたいと思います。

 

これから7つのメリットについて、知っていただいた上で、「それでも結婚式をしなくてもいいかも」と思うのであればそれはそれで一つの選択肢なので、アリだと思います!

 

メリット①忘れられない思い出になる

私は長い間ウエディングプランナーとして仕事をしていたので、やはりこれは言わずにはいられません。結婚式はやっぱりとても感動的な経験になります。それはただ単に、結婚式が豪華でキレイなドレスを着て美味しい食事をして、という理由ではなく、結婚式の持つ独特な空気感が、そこにいるすべての人たちを感動させてくれるのです。

これを上手く言葉で説明するのは難しいですが、「体験してみないと分からない、想像以上の圧倒的な感動」を経験できます。これだけは約束できます。

 

結婚式をするかしないかで最後の最後まで迷って、やっぱりすることに決めたというカップルが私のお客様にいましたが、結婚式が終わってこんな風におっしゃっていました。

「やってよかったです。こんなに感動すると思わなかったし、こんな素晴らしい一日が体験できるなんて本当に予想以上でした。結婚式挙げて本当に良かったです」

 

とにかく、ひとつ確かなことは、「結婚式を挙げて、やっぱりやらなきゃよかったという人はいない」ということです。それだけ、結婚式は感動的なのです。

 

メリット②家族や友達、皆に祝ってもらえる

結婚式をしないとなると、やはり皆の前で夫婦になります!と言って認められる場面がありませんので、ちょっと寂しい気持ちになるかもしれません。

というのも、やはり結婚式をすることによって、いつもお世話になっている家族や親戚、友人や会社の上司といった、ありとあらゆる人たちに祝ってもらえるというのは大きなメリットです。

結婚式って、後になってすることも出来ますが、やっぱり入籍後早めにするのが一般的です。となると後になって「やっぱりやっておけばよかったかな」と思っても取り返しはつかないのです。

 

友人の結婚式などに参列した時、皆さんはどのような印象を受けましたか?「やっぱり結婚式っていいものだな」と思いましたか?それとも「うーん、別に結婚式ってあんまりよくその価値が分からないな」と思いましたか?

人によって感じ方は違います。ですが結婚式の時、この時ばかりはおふたりが主役になって、周りの皆がおふたりを祝福してくれるわけです。こんなチャンスはもう二度とないと言っても過言ではないでしょう。

 

メリット③結婚したという実感がより得られる

よく耳にしたのは、この意見ですね。

「結婚式をしたことで、やっぱり何ていうか、結婚したなー!という実感がしますね」

人は単純なもので、こういう式典により節目を明確にできるというところがあるのです。結局結婚式をする意味は「皆に対しての報告」だったり「結婚式がそもそもしたかったから」だったり人によって違いますが、結婚式を挙げたカップルのほとんどは「実感がわいた」と言います。

良いことですよね。何となく同棲を続けていて「もう長いしきちんと籍を入れよう」となり結婚するようなケースなら尚更です。籍を入れても特に生活は何も変わらず、当たり前の日常が続いていくわけですから、「私たち結婚したんだ!!」という実感はあまり湧きません。

それが良くないというわけではないのですが、やっぱりせっかくなら「結婚したんだわ!」という実感がある方がおふたりにとっても良くないですか?結婚式をすることによって、こんなメリットもあるということを知っていただければと思います。

 

メリット④写真・映像を残すことが出来る

結婚式をすることによって、憧れのウエディングドレスとタキシードでたくさんの素的なお写真を残すことが出来るのも結婚式の魅力のひとつです。写真だけならフォトウエディングでもいいじゃん!と思う人もいるかもしれません。ですが「結婚式で撮った写真」と「フォトウエディングの写真」というのは全く別のものなのです。

もちろん、どちらとも素敵に着飾っている点では変わりません。ですが結婚式というのは綺麗に着飾っていることに加えて、参列ゲストに囲まれて幸せそうに微笑むおふたりの姿が見られるのです。その瞬間瞬間を撮った写真やムービーというのは、一生の宝物になります。

 

フォトウエディングで素敵なお写真を残すことはもちろん可能ですが、やはり結婚式の写真というのは、結婚式でしか撮ることが出来ないのです。

 

メリット⑤ある意味親孝行にもなる

もしかすると、あまり考えが及ばないところかもしれませんが、結婚式というのは実は最高の親孝行とも言えるのです。あまり皆さんの親御さんは「結婚式をしなさい」とは言わないかもしれません。ですが、結婚式というのはおふたりの式というよりもむしろ、家族同士の式です。そうなってくるとやはり家族の気持ちというのも考えた方が良いわけです。

 

結婚式当日の、新郎新婦おふたりの親御様の表情というのは、何とも言いようのない素敵な表情で、「やっぱり結婚式って、親孝行なんだなぁ」と毎回毎回結婚式のたびに、ウエディングプランナーの仕事をしながら思っていました。

挙式の時にバージンロードを歩く花嫁のお父様の表情や、披露宴の最後の花婿のお父様の謝辞のシーン、本当に様々なシーンで感動します。そんな素敵な場面のひとつひとつがとても思い出深く、家族全員の心に深く残ります。それが結婚式なのです。

 

結婚式をすることのデメリットはあるの?

やはり結婚式に長く関わってきたのもあり、結婚式を挙げるべき理由の部分を中心にお伝えしましたが、やはりそれでも「結婚式、やらなくてもいいか」と思うカップルはたくさんいることでしょう。

結婚式のメリットは十分にお分かりいただけたかと思いますが、それでは逆に結婚式をすることによってデメリットはあるのか、ということについて触れておきたいと思います。

 

結婚式をすることのデメリットは、ずばり「お金がかかる」ということ。これしかありません。

結局のところ、結婚式を挙げるメリットがありすぎて、デメリットなんてないに等しいのです。そうなってくるとやはり結婚式を挙げたいけれど、費用が気になるというカップルには、是非もう一度検討しなおす意味があるわけです。

そこで考えていただきたいのが、様々な結婚式がある中で結婚式を「あまり費用をかけずに実現させる」という方法です。

結婚式を挙げることに対して「とにかく高い!」と思う方が多いのは知っています。ただ、案外費用を節約して結婚式をすることは可能なのです。

まずは結婚式をするかしないか、しっかりと結婚式の意味や価値を理解した上でもう一度考えていただくことをおすすめします。

 

まとめ

結婚式はしない。いわゆる「ナシ婚」層は年々増えています。

結婚式をたくさん見てきた私からすると「何だかもったいないな」と感じるわけです。

もちろん人それぞれ考え方は違いますが、結婚式はやり方によって、さまざまな価格帯の結婚式にすることが出来るので、費用面だけで結婚式を諦めようとするカップルには「ちょっと待って!」と言いたいところです。

それほど価値のある、一生の記憶に残る結婚式です。皆さんも是非もう一度、結婚式をするかしないかについて新しい気持ちで検討しなおしてみてくださいね!

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