デリカシーが無く、女心が分からない彼氏を変えるコツ

無神経でデリカシーのない彼氏の言葉にグサッと傷ついた経験はありませんか。気にしていることをずけずけと話す彼氏に対して、どうして傷つくような事を言うのかと悩む方もいることでしょう。愛情不足を疑ってしまう人もいるかもしれません。

しかしほとんどの男性は悪気がなく、デリカシーの意味を理解していないに過ぎないのです。そこで今回は「デリカシーがなく、女心がわからない彼氏を変えるコツ」についてお伝えします。

デリカシーの意味を理解しない男たち

 

彼氏と付き合ってデートをしたり、深い話をしたりしていると、一度くらいは「もっと女心を理解してよ」「なんてデリカシーのない男なの?」と憤慨したくなったり、悲しくなったりしたことがあることでしょう。

 

彼氏にそのままの言葉を投げかけてみても、困った表情をするだけで改善が見られなかったり、形だけの謝罪をされたり、プレゼントを渡されてごまかされたりするケースが少なくありません。しかし、これは男性陣に悪気はなく、男性脳と女性脳の違いから発生しています。

デリカシーのない男性だと判断しがちですが、ほとんどの男性は女性にとってのデリカシーの意味を知らないのです。そこには男女で異なる思考回路や受け取り方の違いが隠されています。

 

なぜ女心が理解できないのか?

付き合っている彼女の気持ちくらい理解してほしいと思うこともあると思います。しかしほとんどの男性は最初から女心を知っているわけではなく、恋愛関係や異性との友情関係で少しずつ覚えていきます。昔から「女心と秋の空」と男性が揶揄するように、感受性豊かな女性心理を理解するのは、なかなか至難の業なのです。

 

理解が難しい理由が「男女の思考の違い」から来ています。男性脳は一つ一つが完結した専門脳と呼ばれています。1つのことを深めていくが得意で、興味を持ったものは永遠と飽きることなく探求し続けます。

対する女性は、連合野が発達し、それぞれの脳のパーツとの連携が十分に取れています。料理を作りながら電話をしたり、書類作成しながら周りの空気を読んでお茶出しをしたりなどの同時進行ができるのもそのためです。

 

男性は一つ一つの物事を切り離してい見るのに対して、女性は複数の行動を合算で見ていきます。だからこそ自然と女性は空気やニュアンスから言いたいことを慮る力を持っています。しかし男性は「言わないとわからない」のです。なぜなら男性は女性ほど連合野が発達しておらず、「言わないけれど察してほしい」との要望に応えるのが非常に難しいからです。

 

デリカシーのない彼氏を変える3つの工夫

 

察してほしいと彼氏に伝えても、たいていの場合、言葉の真意を理解できません。女性に比べて、ニュアンスや空気で読み取るのが苦手だからです。

 

だからこそ、女心がわからない彼氏に対しては「教えてあげる」スタンスで、直接伝えていくことが大切です。けれども、どのように直接伝えていけばいいのかが困ると思います。特に男性はプライドの塊のようなところがあるので、伝え方が上から目線であったり、小ばかにしたような言い方には敏感に反応します。まだ年の若い男性の場合には、けんかになる可能性も高いでしょう。

注意したいのが「言い方」です。たとえば、最近甘いものを食べすぎて、あなたの体形がふっくらしてきたとします。当然、体形の事は気にはなっているものの、ストレスから甘いものについ手が伸びてしまい、止められなかったとします。

その時に彼氏から「お前太ったな」「まん丸くなったね」などの無神経極まりない言葉が来たら「なんてデリカシーがないの?」「どうして傷つくような事を言うの?私のことなんて好きじゃないのね」と怒りや悲しみ、虚しさがこみあげてくるかもしれません。

感情をそのままぶつけては喧嘩になるだけです。さらに事の悪いことに、なぜあなたが憤慨したり傷ついたのか、男性が理解できていない可能性もあります。事実を告げたことに対して悪びれないのは、精神的な幼さやあなたへの愛情の薄れによるものではなく、男性的思考が強いことが主な原因です。

このような時には「私は体形の事を言われるのは悲しいわ。あなたからの愛がなくなったのかと疑うくらい傷つくの」とIメッセージでしっかり伝えましょう。

 

大事なポイントは3つです。1つ目はIメッセージで主張することです。Youメッセージで「なんで私が悲しむことをあなたは言うの?」「あなたはもう私のことなんて好きじゃないのね!」というセリフは男性が混乱するだけです。

男性は女性よりも鈍感な生き物だと割り切りましょう。相手を非難する言い方ではなく、自分がどうしてほしいのか、どのような気持ちになったのかを中心に主張することで、男性は彼女を傷つけてしまったことを自覚します。

 

2つ目は即座に主張することです。女性の場合、出来事が起こって時間が経過したのちに、相談や主張するケースが少なくありません。しかし男性にとっては「なぜいまさらそんな事を言うんだ」と思ってしまいます。なぜなら不快な気持ちや不満を感じたのなら、すぐに言ってほしいからです。

不満をすぐに伝えることは、女性にとってハードルが高いかもしれません。しかし時間が経ってから言うと、すぐに言わなくていいから大事なことでないと判断される恐れもあります。乙女心が傷つく発言をされた際には、すぐに彼に言うように心がけましょう。

どうしても抵抗感が強い場合には、ペットや子どものしつけを思い浮かべることをおすすめします。子どものしつけにおいては、見つけたその瞬間で注意するのが一番効果があります。なぜなら時間がたつにつれて記憶が薄れてしまい、うまく関連付けができないからです。すぐに彼氏に主張するのが難しい場合には、しつけと同じ原理だと思えばハードルが低くなるでしょう。

 

3つ目は「きっぱり主張」です。好きな彼に嫌われたくないあまり、つい言葉があいまいになっていませんか。回りくどい言い方やあいまいな表現は的確に相手に伝わりません。怖い気持ちも沸き起こると思いますが、はっきりと不満点と対処法を提示しましょう。

「私は太っているといわれるのが嫌なの。あなたが私のことを愛していないように感じるから。だからもし体形が気になっても口にしないで。」「太っているといわれると、傷つくし、つらい。私も痩せたいと思っているけれど、ストレスで食べてしまうのを自覚しているのよ。だから体形が気になったとしても、直接言わないでくれる?」

 

あくまでも相手を責める言い方はせずに、どうしてほしいのかを明確にすることが肝心です。はっきり意見を述べることで、彼氏は今後どのような言動を気を付ければいいのかが理解でき、対処法がわかります。愛のある彼氏ならば、今後は同じような体形にまつわる指摘はしなくなることでしょう。

 

空気の読めない彼氏へのアプローチ方法

 

「どうして女心がわからないの」と感じる場面は、体形に関する話題だけではありません。年齢やメイク、生理や病気など、多岐にわたるものです。体形について触れないように言ったからと言って、ほかの話題にまで配慮されるわけではありません。

 

空気を読まずにずけずけと言ってくる彼氏に対し、ときに怒りや大いなる不満を抱くことでしょう。けれども彼氏としては悪気がありません。これは狩猟採集時代の名残として、太古の昔から男性陣は自己主張を言語で行ってきたことが関係しています。

獲物を追いかけたり、危険から身を守ったりするためには、戦略が伝わらないのは命とりです。そのため言葉でコミュニケーションを取り合ったといいます。

 

対する女性は男性陣が留守中や食料調達不足のとき、木の実や植物を採取し、家族を守ってきました。その際にどの植物がおいしくて、どの植物には毒があるのかを知るためには、隣人たちと「仲良く」なる必要がありました。空気を読んで気持ちを押しはまり、仲良くなることで生きながらえてきたのです。

 

「なぜ言わないとわからないの?」と不思議に思うこともあるかもしれませんが、狩猟採集してきたころの名残と男性脳・女性脳の違いの両面の違いが関係しているのです。空気が読めずに女心がわからない男性には、その都度伝えていくしかありません。空気を読める彼氏に変えるためのアプローチ方法は3つあります。

1つ目は、具体的に不満や不快なことを教えることです。たとえばグループデートの際にあなたが無言になっているのを見て、彼氏が「生理なの?」と聞いたとします。公然の場で、生理について聞かれるのは不快な人も多いと思います。

この場合には、みんなと別れた後に彼氏に「男性のいる場で生理の話題は嫌だった。恥ずかしいし、今後やめてほしい。」ときっぱり言います。基本的にはその場で伝えるのがベターですが、男性は人前で注意や指摘されるのをとても嫌がる場合があります。このようなケースの場合には、別れ際や他の人がいないタイミングを見計らって言うといいでしょう。

 

2つ目は、言い方を改めてもらう方法です。サークルの友達や職場の仲間などの集まりで、長年独り身で彼氏の影の見えない女性がいたとします。その女性に対して、「いつまで独りでいるの?」「結婚願望がないの?」とダイレクトに聞いてしまったとしましょう。

彼女としては冷や冷やものです。デリカシーの意味すら理解していない発言に血の気が引くかもしれません。この場合には、代わりに謝罪をして外に出て、彼氏を注意するのがベターになります。

「20代後半になると結婚ラッシュやベビーラッシュが来て、焦っている女性も多いんだよ。けれどそれを表に出さないように頑張っている人も多いんだから、そうやって聞いたらよくないよ。聞くなら『今度友達とコンパするけど興味ある?』とか『結婚を意識している男友達がいるんだけど、会いたい?』とかって聞いたほうがいいよ」

注意する際には「何がタブー発言であるのか」「その理由や根拠」をセットで伝えていきます。そして今後の言い方についてもフォローを入れるとよいでしょう。次回以降の言い方についてもヒントやアドバイスを入れると、素直な男性は変わっていきます。

 

3つ目は「男女の思考の違いを理解してもらう」ことです。たいていの男性は男女で思考が大きく異なることや受け取り方の違いなどを理解していません。自分が大丈夫だから相手も大丈夫だと安易に考えている可能性が高いでしょう。

そのため女性においては「体形」「体重」「結婚」「生理」などの話題はタブーになりやすいことを教えることも大事です。「体形に関して女性に言わないほうがいいよ」と伝えるだけではNGです。

その言い方だとなぜダメなのか、どの程度ダメなのかがわかりません。「太っているというとみにくいと連想してしまう女性は多いから、やめてね。体形はほとんどの女性が気にしているの。言うなら、ふくよかで温かい人だとかポジティブな言い方をしてほしい」と具体的に言うことです。

 

男性はそこまで自分の体形の太さには意識を向けていません。むしろ身長や頭髪具合には敏感でデリケートになっています。そのあたりも性差によるものです。自分が気になっているものが同じように相手も気にしているとは限らないことや、男女で気になることが違うことを事前に教えておくことが今後のトラブル防止に役立つでしょう。

 

最初からデリカシーのある男はいない

 

最後にお伝えしたいのが、初めからデリカシーがあって、女心を理解している男はいないということです。たいていの男性は過去の恋愛で失敗をもとに学んできていたり、異性の友達や異性の兄弟と濃い付き合いを経て男女の違いに理解を深めてきています。

最初から十分に知っていたのではなく、元カノか女友達か姉弟などに「ひどい」と怒られたり、「なんて言い方するの」と泣かれたりなどの紆余曲折を経て、女性へのNG発言やNG行動を少しずつ変えてきているだけです。

 

もし付き合っている彼氏がデリカシーの意味すら理解していない彼氏で、たびたびあなたに傷つくような言い方をしていたとしても、ほとんどの場合、無自覚です。単に知らないだけなので、「自分は彼に愛されていないに違いない」と悲観的に見ずに、教えてあげましょう。

 

まとめ

デリカシーのない彼氏に対して、乙女心がわからないことへ怒りたくなる時もあるかもしれません。TPOをわきまえない発言にため息をつきたくなったり、幼さを感じたりするときもあることでしょう。

そのような時には女心がわかる彼氏に変えるため、間違った行動をとった時には即座に正してあげましょう。具体的によくない点や対処法、言い方の工夫などを教えてあげることで、ぐんぐん変わっていくはずです。女心が最初からわかる男性などいませんので、自ら男性を育てる喜びを得るくらいの気持ちで恋愛を謳歌しましょう。