彼氏と喧嘩ばかりのカップルにすすめるコミュニケーション法

顔を合わせるたびに彼氏と喧嘩ばかり。本当は一緒に幸せで楽しいひと時を過ごしたいのに、どうしてこんなにも喧嘩ばかりになってしまうんだろう、と頭を抱えていませんか。

もしあなたが今の現状に悩み、彼氏と喧嘩ばかりの現状を変えたいのなら、変えることができます。そのために必要なのが「円滑なコミュニケーションスキル」です

そこで今回は幸せに付き合えるようコミュニケーション法を紹介します。

なぜ会うたびに彼氏と喧嘩をしてしまうの?

 

幸せに付き合えるようにするためのコミュニケーション法をお伝えする前に、一度考えてみてほしいことがあります。なぜ会うたびに彼氏と喧嘩をしてしまうのか、きちんと理解していますか。

 

たいていのカップルは、喧嘩に発展する理由を理解していません。彼氏がひどい事を言うから喧嘩をすると勘違いしているカップルや自分が我慢できないから彼氏と喧嘩になると思い込んでいるカップルもいます。どちらも誤りです。

 

喧嘩をする理由は、お互いに異なるバックグランドで過ごしてきていることを十分に理解できていないからです。どれほど好き合っているカップルであっても、彼氏の考えや思考癖、行動パターンなど100%理解していることはありません。50%理解していれば良いほうです。

なぜなら誰一人として同じ経験はしていないからです。生まれた場所が異なれば、育った環境も違います。親が違えば子育ての仕方が変わり、学校が違えば教育方針が変わります。付き合うお友達層が違えば、遊んだものや流行ったものも違います。アルバイト経験や社会人経験、サークル経験や部活動経験などが違えば、仕事に対する価値観やとらえ方も違います。

一人として同じ経験をせず、一人ひとり性格が異なるからこそ、同じ出来事が起こったとしてもとらえ方は変わります。事実は一つですが、真正面から見る人も、真横から見る人も、斜めから見る人も、上から見る人もいます。それによって見え方が異なり、善悪や沸き起こる感情も変わってくるのです。

過保護な親に育てられれば、毎日連絡をすることを愛情ととらえるかもしれません。主体性を重んじる過程で育てられれば、見守って応援することを愛情と学んできたかもしれません。良かれと思った行動や発言も、見る角度や育ってきたバックグランドによっては、悪い行動や傷つけようとした発言に捕らえられてしまうこともあるのです。

 

喧嘩が起こる原因は、たいていの場合、お互いが異なるバックグランドで過ごしてきたことを見落とし、自分の価値観で相手をジャッチしたために起こっています。必ずしも相手の発言や行動があなたを傷つける意図を持っているわけないのです。まずは喧嘩が起こる原因について、念頭に置くようにしましょう。

 

嬉しくない発言や行動をした彼氏への対処法

 

それでは彼氏がグサッと傷つける言い方やひどい行動をとってきたときの対処法についてみていきましょう。大事なことは「コミュニケーション」を円滑にとることです。

 

たとえば髪型を思い切って変えてイメージチェンジしたとします。「ねぇ、どうかな?」と彼氏に対して聞いてみたけれど、「何が?」と全く気付いてくれなかったとき、悲しい気持ちになるものです。「もういいよ」とあきらめたり、「なんでわからないの?」と責めたくなったりするかもしれません。

このようなとき、彼氏と適切にコミュニケーションをとっていけば、喧嘩には発展しません。諦めて「何でもないよ」と言った時には、コミュニケーションを中断することになります。逆に「本当に気付かない人ね」と怒りをぶつけたら、彼氏も喧嘩腰になって口げんかが始まってしまいます。いずれも良いコミュニケーションではありません。喧嘩をせずに、仲の良いカップルでいたいのなら、4つのコミュニケーション方法を知り、実践に移すことです。

 

4つのコミュニケーション方法とは?

コミュニケーション方法は4つに分けられます。

 

1つ目のコミュニケーション方法はノン・コミュニケーションです。先ほどの「もういいよ」と会話を終了させるコミュニケーション方法を指します。

ノン・コミュニケーションは相手と距離を話し、自分の殻の中に閉じこもる方法です。自分の中に閉じこもっているため、コミュニケーションが成り立っていません。これ以上自分のハートが傷つくのを防ぐために、コミュニケーションを遮断して、自己完結に持っていきます。やがて相手への不信感が高まって、別れに発展しかねません。

 

2つ目のコミュニケーション方法はアグレッシブ・コミュニケーションです。「本当に気付かない人ね」「なんでわからないの?」などの相手を責めるコミュニケーション方法を指します。

自分は正論だと思い込み、相手が悪いと決めつけてコミュニケーションをとっている状態です。自分の意見は尊重していますが、相手の意見は尊重できていません。その証拠に相手の話や言い分を聞こうとしなかったり、相手が悪者だと判断して攻撃的な姿勢を取ります。アグレッシブコミュニケーションをとると、相手の自尊心やプライドを傷つけることになり、喧嘩が激化しがちです。

 

3つ目のコミュニケーション方法は、ノンアサーティブ・コミュニケーションです。自分の言い分はあるのにぐっと我慢をして言わなかったり、空気を読んで合わせたりするコミュニケーションを指します。

自分が悪いんだと思い込んで、自分の意見を言いません。そのため喧嘩には発展しませんが、やがて不満がふつふつと沸き起こり、ある日爆発して、一気にアグレッシブコミュニケーションに転じてしまうことがあります。恋愛関係においては、ノンアサーティブ・コミュニケーションをとっていると、彼氏は順調に付き合えていると勘違いしがちです。

 

理想のコミュニケーション方法は4つ目のアサーティブコミュニケーションです。自分も相手も尊重するコミュニケーション方法です。

アグレッシブコミュニケーションでは、相手を尊重していません。ノンアサーティブコミュニケーションでは、自分を尊重していません。しかしアサーティブコミュニケーションでは、自分も相手も大事にして、冷静に話し合いや自己主張などができます。

彼氏と会うたびに喧嘩する毎日を送っているのなら、アグレッシブコミュニケーションをとっている可能性が大です。まずはそのことを自覚しましょう。その上で、アサーティブコミュニケーションがとれるように変えていくことが大事です。

 

アサーティブコミュニケーションのコツ

アサーティブコミュニケーションをとったほうが良いことは理解できたと思います。しかし、具体的にどのように変えたらいいのか迷うかもしれません。アサーティブコミュニケーションのツボとコツを押さえれば、すんなり変えることができます。

 

そのために、なぜアグレッシブコミュニケーションをとってしまっているのかを押さえましょう。アグレッシブコミュニケーションをとっている人は自分を尊重すると書いているため、自信を持っていると勘違いしたかもしれません。しかし実際のところは自信がない人もいます。

なぜなら自分に本当に自信がある人は心にゆとりがあり、あえて相手を攻撃したり、強く主張したりしないでも自分の自尊心が揺さぶれることはないからです。アグレッシブコミュニケーションをとっている人は、無意識の中には「自分は正しい、相手が間違っている」と主張することで、自分の身を守るか弱さも存在します。

答えは必ずしも1つとは限りません。相手と同じ考えでなかったとしても、どちらも正解といえるケースもあります。また、自分の非を認めたからと言って、自分が弱いわけでもないのです。

 

アサーティブコミュニケーションに変えていくためには、「答えが一つではないときもある」や「自分の非を認めることが弱いことでないこと」などを知ることが重要です。それによって、こころにゆとりが生まれて、相手の意見や主張が聞けるようになります。

先ほどのヘアチェンジの話であれば、「私、髪切ったのよ。似合うかしら?」「髪切ったのに気付いてほしかったなぁ。次回からは気づいてね」などの言い方ができます。

 

アサーティブコミュニケーションは自分を大事にしています。だから「気づいてほしい」「褒めてほしい」などの言葉をストレートに表現し、相手に促すことができます。一方で、相手のことも大事にしているため、「次回からは気づいてね」とお願いをする形式をとり、お互いに無理のない関係性を保つように配慮します。

 

日常的な喧嘩の数々も、言い方次第で彼氏の言動を変えられます。「なんで連絡くれないの?」と責める言い方をしているのなら、「私は毎日連絡が欲しいの」ときちんと要望を主張する言い方に変えましょう。

もちろん、筆不精な人であったり、仕事が多忙な人であったりすると毎日メールが厳しい人もいるかもしれません。その際には「どうして連絡くれるって言ったのに、くれないの?嘘つき!」などの責める口調ではなく、「連絡くれるって言っていたけれど、昨日なかったのは何かあった?」との事実確認の質問をします。

もしかしたら、体調が悪くて連絡ができなかったのかもしれません。あるいはメールする習慣がなくて、遅れなかったのかもしれません。

理由は彼氏にしかわかりません。だからこそ決めつけることなく、質問することが大事です。

体調が悪いのなら、お見舞いに行ってお粥やうどんなどの手料理をふるまってあげて、より関係性をよくするチャンスです。メールの習慣がないのなら、夜寝る前の電話をして、安ど感を得るのもありでしょう。

 

ひどいと感じる言動をされた時の対処法

アサーティブコミュニケーションを実践し始めてみると、直後にぶち当たる壁が「彼氏からひどいと感じる言動をされた時の対処法」です。以前のように感情的に怒りをぶつけたい気持ちから、少しだけ冷静になって考えられるようになって、どのように言えばいいのか迷うかもしれません。

 

彼氏からの「こんなこともわからないのか?」「めんどくさい女だな」「仕方ないだろ」などのセリフは、つい頭に血が上り、カチーンときて言い合いになりがちです。けれども言い合いになれば、アグレッシブコミュニケーションの日々に逆戻り。そうならないために、クールダウンして言うように気を付けたいところです。

「こんなのもわからないのかって言われると、悲しい。馬鹿にされたように感じてつらい。」「面倒だといわれると、つらくて一緒に居られなくなる」「仕方ないといわれると、突き放された気がする」

なるべくIメッセージで、自分の考えを言うようにしましょう。言われて悲しい言葉やされて苦しい行動などを、きちんと主張するのです。変えてほしい言葉や行動に関しては、自己主張の後に付け加えます。

「面倒といわれると価値がないかのように感じる。悲しいわ。今度から、面倒という言葉は言わないで」「仕方ないといわれると、突き放された気がする。諦めずに、もっと話し合いしましょうよ!」

喧嘩はお互いが同じステージに居る時だけ成り立ちます。もし片方が冷静で一つ上のステージに居れば、喧嘩ではなく自己主張の場になるだけです。

 

そうはいっても人間である以上、怒りが爆発しようになるときや感情的になりそうなときもあると思います。そのような時にはまずは10秒、数を数えましょう。人の怒りは6秒しか持続しないといわれています。10秒数えているうちに、怒りもダウンして彼氏に喧嘩腰になる自分から変われるはずです。

またアロマの活用もおすすめです。ラベンダーの精油をハンカチにそっと1滴たらして、感情的になった時に嗅ぎましょう。ラベンダーの香りには気持ちを落ち着け、ストレスを解消する働きがあります。いらいらした時や悲しみがあふれる時にサポートしてくれます。

まとめ

彼氏と喧嘩ばかりの毎日を過ごすのは憂鬱な気持ちになるものです。好きで付き合っているはずなのに、言い合いばかりでは悲しい気持ちやむなしい気持ちになります。だからこそ、不毛な言い争いを終わらせるために、アサーティブコミュニケーションをとるように心がけましょう。

相手を責める言い方ではなく、自分の意見をIメッセージで主張します。相手が約束を破ったり、ひどい事を言ったりしたときには、なぜそのような言動をとったのかをまず聞いてみることです。相手の言動にも理由があります。聞くことで意外な解決策が見えてきたり、仲良く付き合える秘訣が見いだせたりします。

 

デートのたびにケンカの日々でうんざりしている人は、まずは円滑なコミュニケーションになるようにアサーティブコミュニケーションをとるように心がけてみましょう。